ベンフィカのバスが投石を受け2選手が病院に搬送…再開初戦ドロー決着後ファンが暴挙

【欧州・海外サッカーニュース】リーグ再開となったポルトガルのプリメイラ・リーガ。ベンフィカは試合終了後、バスに投石を受けたことにより、2選手が負傷したと公表している。

現地時間4日、ベンフィカの選手2名が病院に搬送されるという事件が起こった。

ポルトガルリーグは新型コロナウイルスによる中断期間を経て、先日よりリーグ再開となった。ベンフィカは無観客のエスタディオ・デ・ルスでトンデラを迎え撃ったが、0－0のスコアレスドローに終わっていた。

この試合後、ベンフィカのバスが暴徒化したファンの投石を受け、ガラスが割れる事態に。乗車していたユリアン・ヴァイグルとアンドリヤ・ジブコヴィッチが負傷し、リスボン市内にあるダ・ルス病院へと運ばれたという。

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ベンフィカは公式メディアを通じて「プレーヤー2名が病院へと搬送された。バスに投石する行為は許されざる行為だ」との声明を発表している。

「我々はこの犯罪行為について、容疑者を特定するために全力を尽くす。リスボン市内の当局とも連係し、操作を進めている」

次の試合

ポルトガルリーグは約3カ月ぶりに再開へと至り、首位ポルトはファマリカンとのアウェー戦を1－2で落としていた。一方2位ベンフィカはトンデラとスコアレスドローに終わるも、勝ち点1を積み重ねたことにより勝ち点でポルトに並び、得失点差の関係で首位に躍り出た。

首位に立ったベンフィカだったが、怒ったファンからの襲撃により選手2名が負傷するなど、リーグ再開直後から思わぬトラブルに巻き込まれることとなった。