ベルギー指揮官「アザールの回復は順調。もう少しで走れる」2月末に足首骨折で手術

ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督は、エデン・アザールが順調に回復していることを明かした。

昨夏に高額な移籍金でチェルシーからレアル・マドリーに加入したアザール。しかし、シーズン序盤から負傷すると、足の骨折にも泣かされ、公式戦15試合で1ゴールと期待を裏切る結果に。さらに、2月末のレバンテ戦で腓骨骨折を負い、その後手術を受け、現在復帰に向けてトレーニングに励む日々が続く。

当初はシーズン絶望で6月に開幕予定のEURO2020への出場が危ぶまれていたが、新型コロナウイルス感染拡大によるシーズン中断やEURO2020開催延期が決まり、アザールにとっては焦らず復帰を目指す時間ができた。そんな中、マルティネス監督は同選手の現状について語っている。

以下に続く

「彼は順調に回復している。再び走れるようになるまで遠くはなく、合併症もない。手術は上手く行ったが、その後の4、5週間も合併症なく過ごすことが重要だ。幸いにも、そのようなことは起きていない。彼はさらに強くなって戻って来る。それに、彼の手術が新型コロナウイルス感染拡大の直前に行われたからラッキーだった。治療のためとしてでもマドリードの街の外には出られないが、彼がすぐに復帰できるとポジティブな気持ちでいる」

一方のアザールは、先日に『RTBF』のインタビューで「たくさん食べ過ぎないように気を付けている。食堂に行ってバンズをたくさん食べないようにしているけど、簡単ではないね」とさまざまなことが制限される中でのフィットネス維持に苦労することを明かしていた。