アーセナルのMFメスト・エジルは、レジェンドのデニス・ベルカンプ氏との比較を名誉とするも、まだまだクラブで自身の価値を示したいと話した。
レアル・マドリーからアーセナルに移籍して以降、創造性豊かなプレースタイルでサポーターからの支持を集めてきたエジルは、1995年から2006年まで在籍し、通算120ゴールをマークして3度のプレミアリーグ制覇を手にしたベルカンプ氏の再来と考えられてきた。
タイトルから遠ざかるアーセナルの中で、調子の波が激しいことから常に非難の矛先となってきたエジルは、ベルカンプ氏との比較に誇りを感じると語る一方で、“メスト・エジル”としての価値をこれからも証明したいと強調した。
「5年前にここに来て以降、ファンは僕を支えてくれているから僕は僕の好きなスタイルでプレーできている。常に試合を支配したいと考えているし、アシストをしてチームを助けたい。ここでプレーを始めた時からこれは変わらない。僕のいるポジションでは、前を向いてプレーできるチャンスがある。ボールを要求して、決定的なパスを出したり、自ら得点を奪えたりもできる」
「長年言ってきたが、これはベルカンプのプレースタイルだ。もちろんこのことに僕は誇りを感じているし、彼と比較されるのはとても名誉なことだ。ベルカンプはアーセナルのレジェンドで、素晴らしいフットボール選手だった」
「でも、自分自身を誰かと比べたくはない。僕には僕自身のスタイルがあって、子供のころからこのようにやって来た。このような比較には誇りを感じているけれど、僕はメスト・エジルで、まだ終わった選手ではない」
15日のニューカッスル戦では、決勝点を挙げてチームの3連勝に貢献したエジル。しかし、得点よりも他の選手のゴールをアシストすることに喜びを感じると話した。
「多くの子供たちは自らゴールを挙げることを楽しんでいると思うが、僕は小さなころからアシストすることを気に入っていた。なぜかって? それは簡単なことだ。アシストを通して、友達がゴールを奪え、チームを勝たせることができる。ボールを受けたときはいつでも攻撃的に考えるから、ゴールやアシストを狙ったりできる。だから僕にとってはボールを受けた後、すぐに前を向いてプレーすることは至って普通のことだ」
「僕の考えでは、クリエイティブな選手は常にピッチ上で楽しさを持ってプレーするべきで、チームの勝利のために他の選手のプレースタイルを信頼するべきだ。人生を通してこのスタイルを続けている。これが今でもアシストに楽しみを見出している理由だ」
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