ヘタフェ監督、セティエンの意見に反論「交代5枠の恩恵を受けるのはバルサ、マドリー、アトレティら陣容の厚い強豪たち」

【欧州・海外サッカーニュース】交代枠を3人から5人に変更して再開されるラ・リーガ。バルセロナのセティエン監督はそれがヘタフェらの恩恵になると話していたが、ヘタフェのボルダラス監督が真っ向から反論している。

ヘタフェのホセ・ボルダラス監督が、交代枠を5人に増やして再開されることになるラ・リーガについて、バルセロナのキケ・セティエン監督に反論している。

セティエン監督は交代枠が3人から5人になることが、バルセロナにとって不利に働くと発言。「試合は終盤に解決されるものであり、ボールを追って疲労をためるチーム側はフレッシュな選手たちをさらに投入できることになる。疲労によって生まれていた弱点がなくなるわけだよ」と、その理由を説明していた。

だがスペイン『オンダ・セロ』とのインタビューに応じたボルダラス監督は、それとは逆の見解を示す。バルセロナらボール保持を常とする強豪たちが、その選手層から恩恵を受けることを説いている。

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「恩恵を受けるのはビッグチームの方だと思う。彼らは凄まじいレベルで均質の選手たちを擁しているのだから。彼らのパフォーマンスは試合が深まるにつれて悪化していくどころか、むしろ逆のことが起こるだろう」

「一方で質素なチームは、バルサ、マドリー、アトレティ、セビージャのような陣容を擁していない。納得はできないね。それはプロフェッショナル、メディア、ファンにとって明らかなことであるはずだ。交代枠を5人に増やすことは、状況や気温などに鑑みて認めざるを得ない。が、現実的にその恩恵を受けるのはビッグチームたちなんだよ」