イングランドのリーグ監督協会（LMA）が年間最優秀監督賞を発表した。チェルシーをプレミアリーグ優勝に導いたアントニオ・コンテ監督が選出されている。
イタリア代表監督として参加したユーロ2016終了直後にチェルシー指揮官に就任したコンテ監督は、プレミアリーグ挑戦1年目から大きなインパクトを残している。今シーズンのチェルシーは、38試合で5敗のみと安定した戦いを続け、勝ち点93を獲得。昨シーズン不調に陥ったクラブの立て直しに成功し、2位トッテナムに7ポイント差をつけて、2シーズンぶりのリーグ優勝を成し遂げた。
この成績が評価され、コンテ監督は就任1年目でLMA年間最優秀監督賞を受賞した。なお、昨シーズンにレスター・シティをクラブ史上初の栄冠に導いたクラウディオ・ラニエリ氏に続き、イタリア人指揮官としては2人目の快挙となっている。
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また、来シーズン34年ぶりに国内トップリーグに挑戦するチャンピオンシップのブライトン&ホヴ・アルビオンのクリス・ヒュートン監督、リーグ1（3部）シェフィールド・ユナイテッドのクリス・ウィルダー監督、リーグ2（4部）ポーツマスのポール・クック監督も各カテゴリーの年間最優秀監督賞を受賞した。さらに、ノンリーグながらFAカップでベスト8まで勝ち上がったリンカーン・シティのダニー・カウリー監督には、特別賞が贈られている。
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