「フェイクニュースだ」ヴェンゲル氏がミラン指揮官就任の報道を否定

元アーセナル指揮官は、フランス紙の報道は事実でないと強調した。

元アーセナル指揮官のアーセン・ヴェンゲル氏は、先日報じられたミラン行きの噂を即座に否定した。

今年5月に22年間もの長期政権を築いてきたアーセナルから退団したヴェンゲル氏。現在、無所属の同氏が現場復帰への意欲をのぞかせる中、5日に『フランス・フットボール』がヴェンゲル氏とミランが指揮官就任に向けて交渉しており、合意間近だと報じた。

しかし、6日に『beINスポーツ』の番組に出演したヴェンゲル氏は、ミラン行きの可能性を強く否定した。「私が言える唯一のことは、あれはフェイクニュースだ。どこかとすでにサインしていれば、私は君たちに伝えるよ。ただ、この話は間違っている」

一方で、フランス紙の報道を受けてアーセナル時代にヴェンゲル氏の下でプレーしたマチュー・フラミニは、恩師がミランにとって最適の指揮官だと就任を後押しした。「彼は素晴らしい指揮官だ。何年もの歳月をかけてそれを証明してきた。アーセンとの仕事は僕にとって大きな刺激になった。だからミランにとっても彼は最高の存在だと思う」

先日には2019年に現場復帰する意思を明かしていたヴェンゲル氏だが、この就任報道はどのような結末を迎えるのだろうか。

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