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ピルロ氏、C・ロナウド擁する古巣ユーヴェの豪華メンバーに「選ぶのが気まずくなるほど」

元イタリア代表のアンドレア・ピルロ氏が29日、ゴールデンフット賞のイベントに出席し、『スカイ・スポーツ・イタリア』のインタビューに応じた。自身の将来や古巣ユヴェントスなどについて語った。

現役時代、ミランやユヴェントスで活躍したピルロ氏は、昨年11月にニューヨーク・シティで引退を迎えた。今夏には、ロベルト・マンチーニ率いる新生イタリア代表のコーチ就任が目前に迫ったが、イタリアメディアとの契約がネックとなり、破談に終わった。しかしピルロ氏は現在も指導者への転身に関心を示しているようだ。

「夏には指導者講習を受けた。あと足りないのは(UEFAプロライセンスを取得できる)マスタークラスだけだ。興味をそそられるよ。僕にできることかどうかは分からないが、ゆっくり決めていきたい。もし指導者になるとしたら、もちろん最善を尽くすつもりだよ」

■古巣ユーヴェや友人ガットゥーゾには

続いてピルロ氏は、古巣のユヴェントスで活躍する新エースFWクリスティアーノ・ロナウドについて言及。元同僚から良い評判を耳にしていることを明かした。

「私の元同僚たちからは、C・ロナウドが真面目で模範的なプロフェッショナルだと聞いているよ。我々はその結果をピッチで目にしているわけだが、正直、これは全く驚きではなかったよ」

「現在のユヴェントスは、選手を選ぶのが気まずくなるほどだね(笑)。(ミラレム)ピャニッチ、(パウロ)ディバラ、そしてC・ロナウドの3人がチームをけん引している。私からアドバイス? その必要はないだろう」

また元イタリア代表MFは、チャンピオンズリーグ(CL)やセリエAの行方について見解を示した。

「CLではリヴァプール、バルセロナ、マンチェスター・シティ、バイエルン・ミュンヘン、そしてユヴェントスが有力だ。セリエAはまた別の話だ。ユヴェントスは他クラブと比べて2段階上だ。ライバルとしてはナポリが1番目に挙がるが、すでに6ポイントも出遅れている。(マッシミリアーノ)アッレグリのフォーメーションと比較して、総力は劣る」

最後にミラン時代の友人で現ミラン指揮官のジェンナーロ・ガットゥーゾに対しエールを送った。「リンギオは素晴らしい仕事をしている。ピッチで見れば分かる。選手全員が彼について行っているしね」と述べた。

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