現地時間23日、ドイツ・ブンデスリーガは第22節延期分が行われ、長谷部誠と鎌田大地の所属するフランクフルトは敵地でバイエルンと対戦した。
前回対戦時にはバイエルンが序盤の退場劇もあって0-5と大敗を喫し、ニコ・コバチ前監督の解任に繋がった因縁の一戦。当時とは全く別のチームへと生まれ変わったバイエルンが、立ち上がりから長谷部と鎌田をベンチに置くフランクフルトを圧倒する。
11分、左CKのこぼれ球をレヴァンドフスキが左愛で合わせると、これがクロスバーに弾かれる。さらに17分には、アラバの縦パスに抜け出したミュラーがペナルティーエリア左から折り返すと、中央に飛び込んできたゴレツカが合わせてバイエルンが幸先よく先制する。
先制を許したフランクフルトは反撃に出たいものの、バイエルンのパスワークを寸断できず、攻撃から守備への切り替えも速いためにカウンターを仕掛けることができない。
迎えた41分、左サイドでボールを奪ったアルフォンソ・デイヴィスのアーリークロスを、ゴール前に飛び出したミュラーが難しい体勢からコントロールしてそのままゴール左へと流し込む。VARの結果オフサイドもなく、バイエルンが追加点を挙げる。
後半、2点を追いかけるフランクフルトはヌディカに代えてチャンドラーを投入。反撃に向けていいスタートを切りたい後半だったが、開始わずか1分で失点を喫する。エリア内右に抜け出したコマンがダイレクトでゴール前に折り返すと、マークを外していたレヴァンドフスキが頭で合わせ、バイエルンが決定的な3点目を奪う。
これで苦しくなったフランクフルトは、52分にセットプレーから1点を返す。右CKをヒンテレッガーが頭で合わせると、空中でルーズボールに。これをヒンテレッガーが自らボレーで押し込み、ネットを揺らした。
さらに55分、右CKをニアサイドに飛び込んだヒンテレッガーが頭で合わせ、フランクフルトが立て続けの追加点で1点差に詰め寄る。
それでも、流れを相手に渡さないのが今のバイエルン。61分、左サイドからA・デイヴィスがカットインすると、一度はボールを失ったものの、フランクフルト守備陣の処理ミスを見逃さず、そのまま奪い返して右足でネットを揺らし、4点目を挙げる。
67分、チャンドラーの左クロスをゴール前で収めたアンドレ・シウヴァのヒールパスを、ガチノヴィッチがボレーで捉える。しかし、この至近距離からのシュートはGKノイアーが読み勝ちブロック。ピンチを切り抜ける。
71分、フランクフルトがガチノヴィッチとローデを下げてソウとともに鎌田が投入される。
しかし、74分にバイエルンが5点目を挙げる。アラバのロングパスに抜け出したニャブリが飛び出したGKと接触しながらもボールを残す。これが戻ったヒンテレッガーに当たってそのままゴールへと転がり、オウンゴールとなった。
こうなると、バイエルンは次の試合、ミッドウィークにあるドルトムントとの「デア・クラシカー」を見据えて余裕を持った交代策。コマンとキミッヒを下げてザークツィ、クイザンスを投入する。
3点差をキープしたまま試合を終わらせたバイエルンがホームで快勝。ドルトムントとの勝ち点差を維持したままデア・クラシカーを迎えることとなった。
■試合結果
バイエルン 5-2 フランクフルト
■得点者
バイエルン:ゴレツカ(17分)、ミュラー(41分)、レヴァンドフスキ(46分)、A・デイヴィス(61分)、OG(74分)
フランクフルト:ヒンテレッガー(52分、55分)
▶サッカー観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
【関連記事】
● DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
● DAZN(ダゾーン)をテレビで見る方法7つを厳選!超簡単な視聴方法を紹介
● DAZNの2020年用・最新取扱説明書→こちらへ ┃ 料金体系→こちらへ ※
● DAZN番組表|直近のJリーグ放送・配信予定 ☆
● DAZN番組表|直近の海外サッカー放送・配信予定 ☆
● Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
「☆」は提携サイト『 DAZN News 』の提供記事です