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ハット達成の南野拓実、監督や同僚から相次ぐ絶賛「うちのチームにいて嬉しい」「脱帽する」

レッドブル・ザルツブルクに所属する日本代表MF南野拓実は現地時間8日に行われたヨーロッパリーグ(EL)でローゼンボリ戦でハットトリックを達成。マルコ・ローゼ監督やチームメイトたちはその活躍を誉め称えた。

スタメン出場した南野はこの試合で6分、20分、45分にゴールを決めて前半だけでハットトリック。さらに57分には相手OGを誘発し、敵地での5-2の大勝の立役者となった。この結果、ザルツブルクは今季ELで開幕4連勝でグループリーグの突破に向けて大きく前進した。

南野は試合後、クラブの公式チャンネルを通してドイツ語で「とても嬉しいです。今日は3ゴールを決めましたのでね」と笑顔を浮かばせ、「もしかしたら4ゴールも…?」と自身が決定的に絡んだチーム5点目についても触れた。『ザルツブルガー・ナハリヒテン』に対しては「僕にとってザルツブルクでの過去最高の1日となりました」と認めると、試合で使用されたボールは「テレビの隣に飾ろうかな」と記念に自宅に持ち帰ることも明かしている。

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一方、「今日は監督として文句を言うことはない」と満足気に勝利を振り返るローゼ監督は、南野のプレーについて公式チャンネルでこのように語った。

「タキ(南野)は自身の好パフォーマンスをゴールで飾った。誰にとっても明確だったと思うが、今日のタキはプレーの楽しさをものすごく感じさせながら、機敏な動き、そして豊富な運動量を見せた。ほかのメンバーたちも良かったが、今日はタキが決めたんだ」

主将を務めるオーストリア代表DFアンドレアス・ウルマ―もまた「ゴール前の彼は冷静で、ほぼすべてのチャンスを決め切った。彼がうちのチームにいてうれしい。常に先発しているわけではなくても、ピッチに立てば結果を出してくれる」と背番号18への信頼をうかがわせて称賛した。

37分にチーム3点目を決め、前半終了間際には南野の3点目を演出したノルウェー代表FWフレデリク・グルブランゼンも同僚への高い評価を口に。「最高だったね。とても優れた選手でたくさんのゴールを決める。脱帽するよ。本当に素晴らしかった」と絶賛した。

なおザルツブルクは今月29日のEL第5節でRBライプツィヒとホームで対戦。これまでローゼ監督の下ビッグゲームではベンチスタートが多かった南野だが、今後は大事な試合でもスタメン出場の機会が増えるのだろうか。

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