ボルシア・ドルトムントに所属するスイス代表GKロマン・ビュルキは、バルセロナからやってきたスペイン代表FWパコ・アルカセルのシュート技術に驚きを覚えたようだ。ドイツ誌『キッカー』が伝えた。
レンタルで加わったP・アルカセルはこれまでリーグ戦3試合に途中出場すると合計出場時間わずか81分で6ゴールをマーク。チャンピオンズリーグ(CL)モナコ戦での1ゴールと合わせて、すでに7点を決めており、驚異の得点力を発揮。周囲ではすでに買い取りオプションの行使を望む声も上がっている。
そんなP・アルカセルのシュートを日々の練習でも目にするビュルキ。『キッカー』ではそのテクニックについて、「パコはすごく特殊な技術を使っている。見たことのないテクニックだよ」と認め、通常のシュートとの違いについては「彼はつま先に極めて近い箇所でボールをミートする。そのため、ボールは横回転ではなく縦方向にスピンするんだ」と説明した。
ビュルキによると、P・アルカセルが放つシュートの軌道はGKにとって読み難いとのこと。先日のアウクスブルク戦のアディショナルタイムに決めた直接FKでも示されたとおり、新アタッカーによるセットプレーもドルトムントの攻撃にとって今後強力な武器となるかもしれない。
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