2018-08-19-kagawa-gotze(C)Getty Images

ドルトムント監督、CL白星スタートに満足…注目のゲッツェや香川のプレーには触れず

ボルシア・ドルトムントは18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループAのクラブ・ブリュージュ戦で、苦しみながらも1-0と勝利した。ルシアン・ファーヴル監督は敵地での勝利に満足を示すも、MFマリオ・ゲッツェや香川真司については言及しなかった。

この試合には4-2-3-1を採用したファーヴル監督だが、これまでリーグ戦での起用を見送っていたゲッツェをトップ下に配置。前線にマルコ・ロイスを置き、負傷明けのユリアン・ヴァイグルをアクセル・ヴィツェルと組ませたが、上手く機能せず。特に前半は相手に複数のチャンスを許すなど苦戦を強いられた。

この展開に、62分には香川をゲッツェの代わりに投入。するとファイナルサードでのプレーがよりスムーズに。そして同じく途中出場のクリスチャン・プリシッチが85分に挙げたゴールが決勝点となり、ドルトムントはCLで白星スタートを切っている。

試合後、勝利を収めたことには「満足している」と切り出したスイス人指揮官は「オーケーだったが、素晴らしくはなかった」とコメント。ドイツ『シュポルト1』が伝えたコメントによれば、マフムド・ダフードを称賛したようだ。

「動きが少な過ぎた。なかなか解決策を見出せなかったため、チャンスをあまりつくり出せなかった。我々のゴールは少しばかりラッキーだったが、モー・ダフード(ムハムード・ダフード)は正しい瞬間にパスを出している。こういうプレーでこのような結果を呼び込むこともあるんだ。勝利を収めたのは大きいが、過度な期待を寄せるのは避けたい。我々のチームは若いからね」

ファーヴル監督はこの試合に関してドイツで特に騒がれているゲッツェについては言及せず。自身の下で公式戦初出場を迎えた香川のプレーに触れることもなかったが、ポジション上のライバルと見られる2人の今後の扱いに注目したいところだ。

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