ドリンクウォーターとモーゼスは事実上の構想外？サッリ「将来があるか私にはわからない」

チェルシー指揮官は2選手が出番を失う理由について説明した。

チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は、ダニー・ドリンクウォーターとヴィクター・モーゼスが事実上の構想外だと認めた。

今夏にアントニオ・コンテ前監督の後任として就任したサッリ監督の下、チェルシーはプレミアリーグ10試合を終えて無敗をキープ。しかしその一方で、前指揮官時代にはキープレーヤーとして活躍したモーゼスと昨夏に3500万ポンド（当時約50億円）で獲得したドリンクウォーターはほとんど出番を得られていない。

4日のクリスタル・パレス戦を前に、サッリ監督は両選手の出場機会が限定的である理由を説明した。「ドリンクウォーターは他の2人と並ぶ中盤でのプレーに適していないように感じる。2カ月前にも私が思っていることを彼に伝えてある」

「モーゼスはウィンガーやサイドバックというよりもウィングバックに適した選手だ。彼らにここでの将来があるか私にはわからない。彼らは改善しなければならないが、彼らの特徴は少しばかり（私のスタイルとは）異なる」

「プレミアリーグだけしか試合がなければ、このような状況は最悪だ。しかし、我々は26選手を起用して今シーズンの全大会を戦う。私は全ての大会を見据えている。それに場合によってはローテーションも良い考えだと思う。12月や1月には3日ごとに試合があるからメンバーの入れ替えが必要になるだろう」