ドイツ代表は現地時間13日に行われたUEFAネーションズリーグでライバルのオランダ代表に0-3で大敗。失点に絡んだMFユリアン・ドラクスラーは試合後、落胆している様子で報道陣の取材に応じた。
ドラクスラーはこの試合には0-1のビハインドで迎えた57分から途中出場。攻撃では存在感を示すも、終盤の2失点に関与してしまっている。自身のミスを認めつつ、「それまでのゲームを見れば、僕たちは決意を欠いていたこと、プレーにサプライズがないことが分かる」とも指摘した。
「『すべてを上手くやっていたけど、ゴールだけ決め切れなかった』と言えば、それは嘘になってしまう。僕たちは(相手にとって)危険になれていなかったし、驚かせるようなプレーもなかった。それを変えていかなければいけないし、改善するべきだ。でないとオランダのようなチームを脅かすことができない」
「もちろん好機はあった。でも相手GKと1対1になる場面や『これは100%決めるべき』といったものはなかった。特別なプレーをするアイデア、リスクを冒す姿勢が不足している。ボールを奪われ、カウンターを仕掛けられるまで、パス回しをしているだけ。このままではダメ。これが続くようならなかなか正しい道に戻れない」
パリ・サンジェルマンに所属するドラクスラーだが、16日のフランス戦について「フランスはオランダよりさらに強力な相手だ。彼らのホームとなり、彼らは僕たちとの対戦にものすごく意気込んでいるようだ。なので、僕たちにとってはちょっとでも簡単にならないだろう」と話している。自信溢れる現世界王者との対戦に向けて、不振が続くドイツは結果を出せるのだろうか。
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