ギグス、エヴァートンとレスターの指揮官就任に意欲か「興味深いクラブ」

Ryan Giggs (article image size)Getty

マンチェスター・ユナイテッドで活躍したライアン・ギグス氏は、空席となっているエヴァートンとレスター・シティの指揮官に興味があるようだ。

エヴァートンは2-5で敗れたアーセナル戦の翌日23日、ロナルド・クーマン監督を解任。また、下位に沈むレスター・シティも1週間前にクレイグ・シェイクスピアとの契約を打ち切っていた。それを受け、昨夏に古巣の助監督を辞任したギグス氏は、現在暫定監督が指揮を執る両クラブでの監督業に魅力を感じているようだ。

ギグス氏は『スーパー6』で「2シーズン前にチャンピオンになったレスターと偉大な歴史を持つファンタスティックなクラブのエヴァートン。それらは確かに興味深いクラブだ。しかし、多くの指揮官も同じようにこのポジションに興味を持っているはずだ」と2クラブでの指揮に関心があると認めた。

続けて「考えを共有できるクラブの話を聞きたいと思う。私はクラブを良くしたいと思っているし、選手たちの成長を助けたい。選手たちが喜んでチャレンジできるように働きたい。プレミアリーグでの仕事は良いことだが、チャンピオンシップ(英2部)やリーグ1(英3部)も良い経験だ。私はクラブの地位や歴史よりもクラブが持っている哲学を重要視している」と意欲をのぞかせている。

また、エヴァートンとレスターが早期に指揮官交代を決断したことについて問われた同氏は「それらのクラブが早くに指揮官交代に踏み切ったことは驚きではない。なぜならエヴァートンは巨額の資金を今夏の移籍市場に投じた。それにレスターのオーナーの期待値は2シーズン前の優勝以降明らかに高くなっている」と両クラブの決定に理解を示した。