2018_8_21_takashi_inui(C)Getty Images

アトレティコ戦出場機会なし…ベティスで苦闘する乾貴士「結果を出せなければ当然。チャンスはある」

7日のリーガ・エスパニョーラ第8節、ベティスは敵地ワンダ・メトロポリターノでのアトレティコ・マドリー戦を0−1で落とした。ベンチ入りしながらも出場機会がなかったMF乾貴士は、悔しさを滲ませながらも「チャンスはある」と前を向いている。

ミッドウィークのヨーロッパリーグ、デュドランジュ戦では先発出場を果たした乾だが、このアトレティコ戦ではベンチスタートとなった。MFクリスティアン・テージョの途中出場後にアップを開始したものの、最後まで出番は回ってこなかった。

試合後にミックスゾーンに姿を現した乾はまず、途中出場のFWアンヘル・コレアのゴールでアトレティコが勝利したこの一戦について、次のように振り返っている。

「アトレティコもそんなに良くはなかったし、勝てるチャンスは十分にありました。悪いサッカーはしていなかったと思いますが、決めるとこを決めれなかったとか、そういうところが後々に響くので。そういうところが出た試合かなと」

「相手の怖いところはカウンターとか、こっちのミスした時とかセットプレーとかだったので、そんなに崩される感じはありませんでした。後半は崩される場面もありましたが、それは自分たちのミスからで、失点シーンもそうでしたね。自分たちのミスで奪われた形なので修正していかないといけないですし、強い相手は一発で決める力があります。強い相手に勝つにはそういうところを意識してやっていかないといけないですね」

リーガでは第7節に続く出場機会なしと、シーズン序盤戦と比べると、ピッチに立つ機会は少なくなりつつある。この試合で途中から起用されたアタッカーがテージョであったことについては「妥当な判断」と語り、自身も結果を出していく必要性を説いている。

「テージョは最近の2試合で結果も出してましたし、妥当な判断だったと思います。結果を出している選手を使っているっていうのは当たり前。そこに関しては何の不満もありません。自分自身は結果を出せていないので、出れなかったのは仕方のないことです。ただチャンスはあると思っているので、しっかり準備をしていこうかなとは思っています」

これからインターナショナルウィークが始まるが、乾は今回の日本代表メンバーには含まれておらず、ベティスにとどまって練習に励むことになる。

「もう練習からやっていくしかないので。試合に出るだけがすべてじゃないですし、アピールは練習からすることができます。あとは試合に出た時にしっかりアピールできるように、頑張っていきたいと思います」

「(インターナショナルウィークで)抜ける選手もいるので。チームに残れるっていうのはプラスだと思って、自分自身は考えてやっていきたいなと思います」

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