メキシコのクルス・アスルは27日、スペイン人指揮官パコ・ヘメス監督(47)との契約を延長しないことを発表した。
2017−18シーズン前期リーグでプレーオフに進出しながらも、初戦のベスト8で敗退したクルス・アスルは、声明でもってP・ヘメス監督に別れを告げている。
「クルス・アスルとフランシスコ・ヘメスは、次の大会に向けて契約を延長しないことで合意しました。彼の成功を願うとともに、プロフェッショナルとしてクラブに協力してくれたことに感謝をします」
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スペインでラージョ・バジェカーノを率い、その超攻撃的フットボールで話題となったP・ヘメス監督は、2016年11月にクルス・アスル指揮官に就任。2017−18シーズン前期リーグにはチームを7年ぶりのプレーオフ進出に導き、2016−17シーズン後期リーグのカップ戦では準決勝にまで到達している。リーグ戦通算成績は、36試合12勝14分け10敗。
なおスペイン『マルカ』によれば、P・ヘメス監督は、ラス・パルマスからオファーを受けている模様。今季不調に陥るラス・パルマスは、現在チームを指揮するパコ・アジェスラン監督を解任し、その後任にP・ヘメス監督を据える考えのようだ。