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クロアチア代表歓喜の瞬間…中心にいたカメラマンは「クレイジーだった」

2018FIFAワールドカップ・ロシア準決勝が現地時間11日に行われ、クロアチア代表が延長戦の末、イングランド代表を2-1で下した。クロアチア代表は109分、マリオ・マンジュキッチのゴールで逆転に成功したが、この歓喜の瞬間、その中心にいたのはメキシコ人カメラマンだった。英『デイリー・ミラー』紙が、その時の様子を伝えている。

マンジュキッチはゴールを決めた後、カメラを構えていた『AFPメキシコ』のユーリ・コルテス氏の下へと駆け寄る。するとチームメイトも押し掛け、コルテス氏はカメラを構えたまま、倒されてしまったのだ。

その後、マンジュキッチやヨシップ・ピヴァリッチはレンズに向かってポーズ。イヴァン・ラキティッチはコルテス氏の頭を抱え、顔をこすりつけて喜びを表現した。ドマゴイ・ビダは、コルテス氏の額にキス。最後、マンジュキッチはコルテス氏と握手を交わした。

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この時のことをコルテス氏は、「選手たちが私に向かってきた時、私はレンズを交換していただけだった。それでも、選手たちは私に向かい続けたんだ。それはクレイジーな瞬間だった。彼らは、とても喜んでいたよ。すると突然、我に返って、私のことに気付いたんだ」と振り返る。

「彼らは私のことを心配してくれて、選手の1人がレンズを拾ってくれて、もう1人の選手は、私にキスをしたんだ」

コルテス氏は試合後、その時に撮影した写真をツイッターにアップしている。

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