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レスター・シティ前監督のナイジェル・ピアソン氏は、今季プレミアリーグで躍進しているレスターの優勝を期待しつつ、複雑な思いを抱いていることも認めている。

昨季レスターを率いたピアソン氏は、一時は最下位にまで沈んだチームを後半戦に立て直し、劇的な巻き返しでプレミアリーグ残留へと導いた。その戦いが今季の躍進へとつながったことは確かだと言えそうだ。

だが、クラブは今季開幕前に突然ピアソン氏の解任を発表。同氏の息子であるジェームズ・ピアソンがタイ遠征中にチームメートほか2人と乱交騒ぎに加わり、解雇されたことも影響したという。

急遽クラウディオ・ラニエリ監督を招へいしたチームは降格候補に挙げられていたが、2月の時点でまさかのリーグ首位に立っている。ピアソン氏はイギリス『タイムズ』によるインタビューで、このままレスターが優勝することは可能だと見通しを語った。

「やれるだろうね。彼らはプレミアリーグで優勝すると思うよ。なぜかって? 彼らは浮かれて集中力を乱されることはないからだ。素晴らしい選手たちがいるし、ジェイミー・バーディーは信じられないほど好調だが、チームとして本当に強力なグループなんだ」

「昨年も驚異的なまでにうまくプレッシャーに対処できたし、今年も同じようにやれている。誰に何を言われても気にすることはないだろう。彼らは自分たちのことだけに集中し、自分たちの力を発揮してプレーしている。レスターに恐れはないんだ。彼らの幸運を祈りたいね」

だが古巣が快挙を成し遂げたとしても、手放しで喜べるわけではないというのも本心のようだ。自身の仕事が今季の躍進のベースにあることも強調した。

「正直になるなら、複雑な気持ちにもなるだろうね。選手たちやスタッフやファンなど、大勢の人々のためにうれしいことだと思うが、クラブにいる全員のために喜べると言うと嘘になる。もちろんそうではないよ」

「レスターが今の場所にいるのは、素晴らしいシーズンを過ごして、監督が巧みに指揮を執っているためだ。だが、以前にチームを上向かせ、必要なときに厳しい決断を下した者がいたためでもある。チームが今の状況にいる上で、私の仕事がどれだけ大きな意味を持ったかは分かっている」

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