マドリー、カンテラのトップが辞任

カルデロン会長の理解の無さに不満

レアル・マドリーの下部組織(カンテラ)を束ねるトップ、ミチェル・ゴンサレス氏が4日、クラブに辞表を提出した。下部組織に対するカルデロン会長の理解の無さに憤慨したようだ。同氏は各メディアに対し、辞任の理由を次のように述べている。

 

「カルデロンはカンテラのことを知らず、知ろうともしなかった。彼にとって、私の仕事は価値のないもののようだ。よって、私は残念ながらクラブを辞めると決めた」

 

「カルデロンは自分のことしか考えず、マドリーの将来に何の関心も持たなかった。優秀なカンテラ選手を起用せず、他から選手を買うことしか考えていない。マドリーはスペインでもっとも育成組織が整っている。しかも、すぐに1部で使える選手が多い。だが、カンテラの選手はこれまで、(バレンシアに売却し、代表選手にまでなったマタなど)他のクラブへ売って儲けるためだけに使われている。数年経てば、私の考えが正しかったことが証明されるだろう」

 

「バルセロナは多くのカンテラ選手を昇格させて成功した。しかし、マドリーはカンテラの子供たちから希望を奪うだけだった」

 

80年代に『キンタ・デ・ブイトレ(ブトラゲーニョ師団)』と呼ばれ、カンテラ出身グループの一員だったミチェルからすれば、今のマドリーの方針は不満なのだろう。そして、彼の考えを応援するファンも多い。

 

7日、レアル・マドリーは評議会を行い、そこで今後の方針が決議されるが、成績不振の影響を受け、反カルデロン派が騒ぐと見られている。その矛先を変えるためにも、フンテラール獲得を急ぐ必要があったのだが、それがミチェルの辞任を引き起こし、裏目に出てしまったと言えるだろう。