バレンシア会長、リム氏のクラブ買収を認める

「サッカークラブにおいて世界有数のオファー」
バレンシアのアマデオ・サルボ会長は22日、シンガポールの資産家ピーター・リム氏がクラブ買収に動いていることを認めた。

本拠地メスタージャでのレアル・マドリー戦を前に、緊急会見を開いたサルボ会長。同会長によれば、リム氏はバレンシアに約3億ユーロを融資しているスペインの銀行バンキアに対し、2014年1月15日までにクラブを買い取る意思を伝えた模様だ。シンガポールの資産家は3000~4000万ユーロの選手補強を実現するため、冬の移籍市場が閉鎖する前に買収を実現する意向という。

サルボ会長はバレンシア、クラブ財団、バンキア、そして融資を保証したバレンシア自治州政府にとって、リム氏の買収が「最善の解決法」であることを強調。一方で同氏の投資額がどれほどになるのか問われると、今後の交渉に影響がないよう「とにかく巨額」と語るにとどまった。

サルボ会長はこれまで、バンキアに抱える債務の返済、競争力あるチームづくり、新スタジアム完成という条件を満たせるときにだけ、クラブ買収のオファーを受け入れる考えを示してきた。同会長曰く、リム氏の申し出はそれらの条件を満たした「サッカークラブにおいて、これまで2~3度あったかという世界有数のもの」であり、バンキアもそれが「並外れたオファー」と認めたことを明かしている。

なお、リム氏が抱えるプロジェクトを説明するため、バレンシアは近日中に株主総会を開く予定となっている。