コラム:サンプドリアはどこまで行けるのか?

第6節終了時で首位と好スタート

2009/10/04 16:29:36

Antonio Cassano - Sampdoria (Grazia Neri)
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Antonio Cassano - Sampdoria (Grazia Neri)

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太陽のもとで、タダでランチが食べられるに越したことはない。しかし、サンプドリアのメンバーの場合、ジェノヴァにあるレストランのオーナーにタダでディナーをご馳走してもらえるかもしれない。第4節のシエナ戦を前に、ここから4試合で勝ち点7以上取れたら、ディナーをおごってもらうという約束を取りつけたのだ。決戦は日曜日の第7節。ホームでパルマと引き分け以上なら、数百ユーロを節約できる。

実際には、節約以上のことをやってのけているサンプドリア。第6節終了時点で、勝ち点15。ユヴェントスに勝ち点1差、インテルに勝ち点2差で、セリエAのトップに立っている。

これは優勝した90-91シーズンを上回るクラブ史上最高のスタートだ。もちろんだからと言って、彼らがこのまま絶好調を維持するほうに賭ける人はいないかもしれない。しかし、今シーズンの台風の目にはなるはずだ。

サンプドリアが成功できているのは、アントニオ・カッサーノの魅力的なプレーのおかげである。昨シーズン、降格の危機にあったチームを冬に加わったジャンパオロ・パッツィーニとともに13位まで上昇させると、今シーズンも、ここまで1ゴール、4アシストの活躍である。

ほとんど全試合で中心的な役割を果たしているし、メンタル面もかなり改善された。夏も早くからチームメートと一緒にトレーニングをスタート。ワールドカップを前にしたシーズンで、何人かのライバルたちが調子を落としているなか、『ピーター・パン』は急速にオールラウンド・プレーヤーへと成長、安定感も身につけた。イタリア代表への復帰を願う声も高まっている。

ただ、サンプドリアはカッサーノとパッツィーニだけのチームではない。アンジェロ・パロンボもマルコ・ロッシもダニエレ・マンニーニもみんな仲がよく、一緒にプレーしたり、時間を共有したりするのを楽しんでいる。サンプドリアが本気で優勝を狙うか、あるいは最低でもトップ4をキープするには、彼らが揃って好調を維持しつつ、ケガでの離脱も避ける必要がある。

今シーズン、ヨーロッパに参戦していないのもサンプドリアの強みだ。チャンピオンズリーグ出場権を争うライバル、ミラン、ローマ、ジェノア、ラツィオはそれぞれチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでプレーしているが、そこでの戦いが邪魔になって、セリエAで苦しんでいる。その点、サンプドリアはセリエAに集中できる。

選手層の薄さやインテルやユヴェントスのレベルの高さを考えれば、スクデット獲得の可能性は正直それほど高くない。しかも、ルイジ・デル・ネリ監督はもともと出足がいいタイプ。セリエA初挑戦のキエーヴォをシーズン序盤にトップに押し上げたこともある。

それでも、苦しむライバルたちとは対照的に素晴らしいスタートを切っているだけに、チャンピオンズリーグ出場権獲得は夢ではない。

Subhankar Mondal,Goal.com

 
 
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