日本4ゴールでベルギーに快勝/キリンカップ

長友、憲剛、岡崎、矢野で4得点

2009/06/01 3:23:14

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チーム

日本代表は31日、キリンカップの最終戦でベルギーと対戦し、4対0と快勝。大会の通算成績を2戦2勝として、3年連続10回目の優勝を決めた。

 開始直後からボールを支配した日本は21分、左サイドを上がった長友佑都(F東京)のシュートで先制すると、23分には田中マルクス闘莉王(浦和)、大久保嘉人(ヴォルフスブルク)とつないだボールを最後は中村憲剛(川崎)が決めて2対0。後半にも、60分に大久保の右クロスから岡崎慎司(清水)、77分には長友の左クロスに矢野貴章(新潟)が合わせて2点を追加した。

 

 29日のチリ戦から中1日と厳しい日程だったベルギーは、疲れもあってかいいところなく、シュート3本(日本は24本)を放つのが精一杯だった。

 

日本代表はこのあと、6月6日のウズベキスタン戦(アウェイ)、10日のカタール戦(ホーム)、17日のオーストラリア(アウェイ)とW杯アジア最終予選の残り3試合に臨む。

 

先制弾の長友「GKとうまく駆け引きできた」

 先制点を挙げたのは、虫垂炎のため27日のチリ戦を欠場した左SBの長友。21分に左サイドをスルスルと駆け上がり、最後は中村のラストパスから左足で豪快にゴールネットを揺らした。

「クロスを上げようとしたが、GKに読まれていたので、思い切って打った。いいタイミングで上がれたし、周りが見えGKとうまく駆け引きできた」

 77分には、再び左サイドを上がって今度はグラウンダーのクロスでアシスト。ゴール前に走り込んだ途中出場の矢野へピタリと合わせた。「両サイドからクロスを上げればチャンスになる。それが僕らの役目」

 

俊輔は前半のみ「大事なのはウズベキスタン戦」

 注目されたMF中村俊輔(セルティック)は、右股関節を痛めていることもあり、先発したが前半のみの出場となった。「感触は掴めたが、大事なのは(6月6日の)ウズベキスタン戦。(キリンカップは)2試合圧勝だったが、同じようにはならないと思う」と、W杯予選に向けて油断はできないとした。

 

岡崎、11試合で6ゴール目

前線に故障が相次ぐなか、岡崎がチリ戦に続く2試合連続ゴールで、ポジション確保に向け大きくアピールした。

ゴールは60分、右サイドから大久保が上げたクロスに、得意のダイビングヘッドで飛び込んだ。「嘉人さん(大久保)がいいボールをくれた。ああいう形で速いボールが来れば、自分は得意。(自分のことを)周りも見てくれているので、良いボールが来ればどんどん狙っていきたい」

 岡田監督が、4‐2‐1‐3というシステムの「3」の左サイドでスタートしたが、ポジションに捉われない動きで、前線で積極的な走りを見せた。後半はトップの大久保とポジションを入れ替え、最前線に。ここでも、持ち味の運動量と泥臭さを発揮した。

 

 岡田監督「この結果は、ウズベキスタン戦に何も保証してくれない」

27日のチリ戦に続いて4得点。ただ、岡田監督は「この結果が、ウズベキスタン戦に何も保証してくれるものではない」と残る3試合のW杯アジア最終予選に向け気を引き締めた。

 

「前半20分くらいまでは非常にいいリズムだったが、そのあと徐々にペースダウンしてしまった。それでも後半は、アグレッシブなサッカーをやってくれた。非常にいい形からの得点も生まれ、失点もなく済んだということで、結果には満足している。

ただ、この2試合、得点を取って失点ゼロという結果は出ているが、それがウズベキスタン戦に何も保証してくれるものではない。ここでまた、気持ちを新たにしてウズベキスタンとの試合に向かいたい」

 

フェルコーテルン監督(ベルギー)

「日本は1戦目から今日まで長い休養が取れたとか、我々よりも選手の幅が豊富だったとか、言い訳はあるが、それだけでは埋められない大きな差があった。我々は、遙かに優れた相手に負けた。

アンデルレヒトとスタンダール・リエージュから9人ほど、そのほかフランス、イタリア、ドイツでやっている選手が来られずに難しい面があった。(日本はW杯でベスト4を目指している?)野心を持つことは悪いことではない。ただし、言うは易し。野心だけではなく現実的になる必要があると思う。W杯でベスト4に勝ち進みたいと考えるチームはたくさんある。そこで戦うというのは難しい」

 
 
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