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Goal.com50:カルレス・プジョール(37位)

Goal.com50:カルレス・プジョール(37位)

バルサをけん引する闘魂キャプテン

Goal.com50へようこそ! 今回は37位の発表です。

カルレス・プジョールのバルセロナでの影響力は、軽視することなどできない。ケガに悩まされた2010-11シーズンだったが、チームの成功に大きく寄与した。

南アフリカでワールドカップ(W杯)を掲げた後、EURO2012までスペイン代表とともに戦い続けると発表したときには、確かにまだ世界でトップ10に入るDFだとはいえ、多くの人が驚いた。

シーズンの第一歩であるスペイン・スーペルコパでは、セビージャとの戦いを欠場した。しかしそうしなければ、リーガのタイトル防衛とインテルからのチャンピオンズリーグ(CL)奪還と、シーズンへうまく入ることは難しかった。

それでもシーズン前半戦のプジョールは、いつもの存在感で最終ラインを統率し、それなりのレベルにあることを見せた。後半戦はひざの痛みに悩まされ、出場したのは全大会を通じて28試合にとどまり、しかもウィンターブレイク明けは10試合に出ただけである。

「プジョールを称えるのは喜びだ。代表チームと戦い続けると決断してくれたことを、うれしく思う。今も練習場に一番にやって来る、率直でフェアなプロフェッショナルだ。こういったことは、評価されなければならない」
― ビセンテ・デル・ボスケ

しかしこのようなことも、彼の重要性を浮き彫りにするだけだ。メンバー内における重要性は、リオネル・メッシに引けを取らない。事実、Goal.comのベン・ヘイワードが指摘したように、数少ないバルサの敗戦は、プジョールが欠場した際に起きている。例えばその一つが、宿敵レアル・マドリー相手のコパ・デル・レイ決勝である。

シーズン最高の瞬間

 CL決勝:
バルセロナ 3-1 マンチェスター・U
ケガを克服し、終盤に交代でピッチに立った。チームの喜びの輪に加わり、欧州最高のトロフィーを掲げた
1月下旬から4月初めにかけての欠場の間、スペイン代表DFは可能な限りの早期復帰へと相当な努力をした。重要な局面でチームを助けようとし、ジョゼ・モウリーニョ監督率いるチームとの3試合に出場した。2試合はレフトバックとして相手ウィンガーのアンヘル・ディ・マリアを封じ込めた。こうして実質的にタイトルに手をかけ、CL決勝への道を切り開いたのだ。バルサのスタイリッシュなサッカーが不要になったときには、必死に汗を流して2試合合計3-1というレアル・マドリー相手の勝利を引き寄せた。

昨年のGoal.com50から10も順位を下げたのは、ケガでの不在が大きな理由となっている。だがシーズン半分のプレーながらも効果の高さは相変わらずで、33歳ながらもこの時代のベストDFの一人であり続けている。

3度のCL優勝経験者は、どんな監督も称賛するたくさんの質を備える。力強く、多様性があり、競争力を備えており、経験豊富だ。意見を述べる口を持ち、プロフェッショナルであり、守備への適応力高く、そして一番大事なことに、リーダーである。

プジョールがファンとチームメートに与える心地よさは、今日の彼の年齢で誰もが与えられるものではない。これまでよりプレー時間は減るかもしれないが、トップチームでの12シーズン目も重要な役割を担うのは間違いない。

"力強く、多様性があり、競争力を備えており、経験豊富だ。意見を述べる口を持ち、プロフェッショナルであり、守備への適応力高く、そして一番大事なことに、リーダーである"


シーズンの最後に、この闘士はCL決勝の最後の数分間でピッチに戻ってきた。バルサは欧州王座に返り咲き、いつものようにキャプテンがチームを栄光へと導いた。

2つ確かなことがある。1つは、シーズン終了後に手術を受けたプジョールの予定通りの復帰を、サポーターが望んでいること。もう1つは、プジョールがチームを次のスペインと欧州王者へけん引すべく、最大限に熱く燃えていることである。

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