岡崎を絶賛するハリルホジッチ 「あれほどチームのために働くFWはいない」

日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、日本代表に大きな期待を抱いている。日本代表FW岡崎慎司らを引き合いに、その可能性について語った。

ハリルホジッチ監督は今月、日本人選手の視察などでヨーロッパを動き回っている。今回、『GOAL』クロアチア版のフルボイェ・ティロニの取材に応えてくれた。

ハリルホジッチ監督の眼力は、さまざまなところで証明されている。その一つが、プレミアリーグのレスター・シティで活躍するアルジェリア代表MFリヤド・マレズの存在だ。

マレズに長らく注目してきたが、当初はアルジェリア代表への選出に大きな非難を受けたという。アルジェリアでは、苦労もあったようだ。

「(マレズを選出した)その後のアルジェリアメディアから受けた仕打ちは言葉で表せないほどだ。何のモラルも良識も責任もない批判だった。彼をW杯に連れて行くために私がマレズから金を受け取ったなどという主張まであった。だが、監督としては、批判は覚悟しなければならないものだ」

「アルジェリアの人々は、私がマレズを逃さなかったことに感謝してくれている。彼はもしかするとフランス代表でプレーすることになっていたかもしれない。マレズをアルジェリアに残したことで、私の銅像が建てられるべきだなんてジョークも言われるほどだ」

見いだしたのはマレズだけではない。アルジェリア国内でも、逸材を発見している。

「面白いことに、私はイスラム・スリマニをメンバーに含めたことに対しても盛んに批判を受けた。アルジェリアのあるクラブで見つけたストライカーだった。彼のことはすぐに気に入ったが、今では2000万ユーロの価値がある選手になっている。ディナモ・ザグレブとナントの関係者に対して彼に注目すべきだと言ったことがあるのを覚えているよ」

そして今、ハリルホジッチ監督は日本を見つけ出した。マレズ同様、レスターで奮闘するFW岡崎慎司について語っている。

「岡崎はファンタスティックな選手だ。(レスター・シティFWジェイミー・)バーディーのような点取り屋ではないが、誰もがチームに置いておきたいと思うような選手だね。チームに多くのものを与えてくれる。岡崎ほどチームのために必死に仕事をしてくれるストライカーは、世界中を探してもほかには見当たらないと思うよ! 戦って、ボールを奪って、スペースを生んで…すごくありがたい選手だ」

岡崎ら日本代表と一緒なら、大きなことを成し遂げられると考えている。そう思える根拠はある。アルジェリア代表と残した足跡があるからだ。

「アルジェリアがブラジル大会で勝ち点を取れるとは誰も思っていなかったが、結局我々はドイツを内容で上回った唯一のチームになった。本当に、どこへ行ってもその試合のことを質問されるよ。アルジェリア代表の人気と名誉を驚異的に高められた敗戦だった。選手たちは母国の英雄になることができたんだ」

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