岡田監督:「あらゆる状況を想定しての23人」

それぞれの役割を熟慮したことを強調

Takeshi Okada, Coach Japan
日本サッカー協会は10日、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に臨むメンバー23人を発表した。会見場の壇上の岡田武史監督は、「最高の準備をしてW杯へ行くんだ、というすっきりした気持ち」と、自ら名前を読み上げた。

今回のメンバー選考にあたっては、自分一人で決定し、同日午前に行われたスタッフミーティングでも、選考したメンバー名を告げただけで、5分で終了したという。選考の基準は、あらゆる場面、状況を想定した上で、それぞれの役割を考えたもので、「力がある選手を上から23人選んだわけではない」と説明。「(選手の)どちらが上か下かなど、誰にも決められない。最後は感覚的に、これでいこうと決断した」と話した。

ケガで長く戦列を離れていた川口能活の選出はサプライズだったと言える。このベテランGKの選出には、「リーダーシップがあり、みんなから一目置かれている。彼の存在感がどうしても必要だった」と、精神的な支えを期待していると話した。岡田監督がチームを引き継いでから、レギュラー、さらにメンバーからも外したが、その後もずっと様子を見続けてきたと、熟慮した上での決断を強調した。


矢野貴章には同点など拮抗した場合の守備も含めた貢献を期待していると、それぞれに役割があるとの基準に沿った選考理由を語った。

今後は5月24日の韓国代表との親善試合など、大会前に3試合を予定。韓国戦ではカウンター、ロングボールへの対処などを課題にした上で臨むと話した。

大会の目標はあくまでベスト4入りで揺らいでいないとし、そのためにグループステージ突破、さらには初戦のカメルーン戦に集中している。指揮官は「そこに頭を集中させている。この23人なら実現できる」と、必勝を誓った。

 
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