パトリシオ・ウルティアはLDUキトがクラブの歴史上最も成功を収めたここ数年間、チームのキープレイヤーであり続けてきた。このキャプテンは、2003年に初めてクラブに加入し、それ以来200試合以上に出場してきた。
3度エクアドルのチャンピオンに輝き、彼の経験とリーダーシップが2008年のコパ・リベルタドーレス初優勝へと導いた。その大会でウルティアは、フルミネンセとの決勝ファーストレグでの物を含む7ゴールを記録した。その輝かし活躍により、決勝のMVPに選出された。
この勝利により、クラブは日本でのFIFAクラブ・ワールドカップに出場を果たした。準決勝ではパチューカを2-0と破ったが、決勝ではマンチェスター・ユナイテッドに0-1と屈した。LDUキトは赤い悪魔に対して、何度か相手を脅かすプレーを見せた。もう少しの運があれば、勝利することもできたかもしれない。
ウルティアは今も、チームにとって決定的な仕事をするプレイヤーだ。そして今月初めには、レコパ・スダメリカーナ決勝で、合計4-0での勝利に貢献した。
この30歳のMFは、今回のPeace Cupでヨーロッパの強豪と対戦することを楽しみにしているだろう。今大会の予選ではリーグBに入り、レアル・マドリーとアル・イティハドと対戦する。LDUキトは世界最高のクラブと勝ち抜きをかき乱すに十分な力があることは、すでに証明している。彼らは、今大会のサプライズとなり得るかもしれない。
たとえウルティアが現クラブの方が居心地が良いと感じていても、良い結果を残せばヨーロッパのクラブから良い話が舞い込むかもしれない。彼のような経験豊富な選手は、世界でもまれだからだ。エクアドル人プレイヤーが海を渡り始めたのは、つい最近だ。そして、ウルティアはインパクトを残すに必要な国際経験を持っている。エクアドル代表として、06年のドイツW杯にも出場した。そこでは限られた時間の出場に過ぎなかったものの、それ以来、代表チームに確固たる居場所を築いている。10年W杯予選においても、重要な存在だった。
彼の最大の持ち味は、そのリーダーシップ、ファイティングスピリット、そして決断力である。信頼でき、信念を持ったMFだ。今大会で、クラブをワールドクラスへと導くことを望んでいるだろう。