スペイン広場が荒らされ「まるで戦場」に…フェイエサポがローマで暴動、イタリアは激怒

19日のヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグでローマと対戦したフェイエノールトのサポーターが、ローマ市内で暴動を起こした。地元警察と衝突し、20名以上の逮捕者が出ている。イタリア側は政府をはじめ、フェイエノールトサポーターに対して怒りをあらわにした。

トラブルは試合前日の18日から発生。市内でフェイエノールトのウルトラスが問題を起こし、地元警察と衝突して20名以上の逮捕者が出た。だが、試合当日にもウルトラスは再び暴挙に出る。

報道によると、ローマの有名なスペイン広場や「小舟の噴水」が荒らされ、近くの商店は店を閉めなければならなかったとのこと。ガラス瓶など危険な物が投げられ、市バスが壊され、発煙筒もたかれる事態に、警察が催涙ガスを使うほどだったという。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、「まるで戦場だ」と報道。「恐かったよ。これじゃ戦争だ。安全じゃない」「あいつらは噴水をゴミ箱に、地下鉄の入り口を公衆便所のように使った」といった市民の声を伝えている。

ローマのイニャツィオ・マリーノ市長は『ツイッター』で「修復したばかりの小舟の噴水も損害を受けた。受け入れられない暴力だ。ローマは壊され、傷つけられた。これで終わりにはしない」と怒りをあらわにした。

同市長はオランダ大使館とコンタクトを取っていると明かし、協力姿勢を受けたとして、「彼らに対して私が助言したのは、そのサポーターたちのパスポートを目の前で破れということだ」と語気を強めている。

一方、イタリアのマッテオ・レンツィ首相も「フェイエノールトの謝罪をまだ待っている」とコメント。「受け入れられない。厳しくオランダのサポーターを罰する」とフェイエノールトサポーターの行動を非難した。