日本代表ハリル監督がバルサ対PSG戦を切る!“疑惑の判定”への見解は…/インタビュー

バルセロナに大逆転負けを許したパリ・サンジェルマン。日本代表のハリルホジッチ監督は、古巣の姿勢と審判の判定に納得がいかなかったようだ。

「パリ・サンジェルマンは本当に甘かった!」

日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督はかつてPSGを率いたことがある。だからこそ、古巣の失態に我慢ならなかったのかもしれない。

チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、PSGはファーストレグでバルセロナに4−0で大勝した。限りなくベスト8に近い状況でセカンドレグに臨んだのだった。

しかし、カンプ・ノウでは信じられないことが起こった。87分まで実質3点のリードがあったにもかかわらず、失点に次ぐ失点でバルセロナに準々決勝行きのチケットを奪われてしまったのだ。

ハリルホジッチ監督は『Goal』の独占インタビューに応じ、この歴史的な一戦を振り返った。とりわけ、PSGに関して、時折、語気を強めながら。

「今回の敗北は今シーズンだけでなく、この先何代にも渡ってPSGを悩ませることになるだろう。簡単に癒えることのないトラウマとして。プレイヤー、監督、そしてクラブのスタッフ全員が早急に団結する必要がある。そしてリーグ・アンを制するために、最大限の努力をしていかないといけない」

「カンプ・ノウで起きたことは、私には理解し難い。PSGが精神的に準備できていなかったのかもしれないし、彼らが自信過剰になっていたのかもしれない、または大敗を恐れていたのかもしれない。いずれにせよ、選手がこの敗北を忘れることはないだろう」

Barcelona PSG

■拭えない判定への疑問

CLの歴史上、決勝トーナメントで0−4の大敗を喫しながら逆転を果たしたチームはいまだかつてなかった。要するにファーストレグを終えた時点でPSGのベスト8行きは“当確”だったはずだった。しかし、実際には違ったのだ。

ハリル監督は古巣の甘い戦術と審判の疑わしい判定によって惨敗を喫し、恥を晒すこととなったと考えている。

「ファーストレグを見た時はショックを受けた。リオネル・メッシのような歴史上最高の選手を擁するチームがあんなにもひどい戦いをするなんて、信じられなかった。マルコ・ヴェッラッティ、アドリアン・ラビオ、そしてブレーズ・マテュイディは中盤を完全に掌握し、もしエディンソン・カバーニ、アンヘル・ディ・マリア、ユリアン・ドラクスラーの3人がより正確にプレーしていたら、バルサはもっと失点していただろう。しかし、セカンドレグでバルセロナは守備を3枚にするという賭けに出たにも関わらず、PSGは浅はかだった」

「さらに審判についても言及しなければならない。バルセロナにPKのチャンスを与えたあの2回の警告は果たして本当に正しかったのか? 私はそうは思わない。特にスアレスに対して与えられたファールに関しては、試合中に何百回もある程度のものだった。ハビエル・マスチェラーノのときも同じようなものだったし、ジェラール・ピケのカバーニへのファールはレッドカードでもおかしくなかった。全てがバルセロナ寄りの判定だったと疑わざるを得ない」

もっとも、レフェリーのジャッジがいかにホームチームよりだったとしても、PSGのパフォーマンスは満足できるものではなかったという。

「PSGは本当に甘かった! 攻撃をしない、ポゼッションもしない、パスも出さない。彼らは怖気づいて中盤も使わず、リズムも闘志もなかった。ヴェッラッティやラビオが若いのは分かるが、もっと良いプレーをしなければいけなかった。確かに彼らは審判に対して怒る権利がある。しかし、一番責めるべきなのは自分自身だ。特に守備において、彼らは壊滅的だった!」

■大敗の要因となってしまったのは…

そして最後に、ハリルホジッチは一人の選手を名指しで批判した。自身の役割を全うできなかったことに、我慢ならなかったようだ。

「チアゴ・シウバはキャプテンとしての役割を果たしていなかった。彼はチームの中で一番経験豊富な選手だ。本来ならチームが悪い状況に陥った時、彼が声を出したり、ファールを取ったりして何かしら変えるために行動しなければならなかった。キャプテンとしての自信を持って、苦しい時間にこそ他の選手たちを落ち着かせるべきだった。だが私の目には、シウバは自信を失っているように見えたよ」

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