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チェルシー、最後の最後で涙を呑む

6日、CL準決勝セカンドレグの第2試合が行われ、チェルシー対バルセロナの一戦は1-1のドローに終わった。この結果、2戦合計1-1となり、アウェーゴールの差でバルセロナが決勝進出を決めている。

 

敵地でのファーストレグで守備的な戦いに徹し、スコアレスドローをもぎとっていたチェルシーだが、得点が必要なこの日は開始から積極的な姿勢をみせる。攻撃を最大の武器とするバルセロナにとっても願ったりかなったりで、試合は序盤からゴールが生まれそうな雰囲気を漂わせた。

 

9分、チェルシーの一発が試合の展開を大きく変える。ディフレクションで浮き球となったボールを、走りこんだエッシェンが豪快にボレー。ボールは美しい放物線を描いてバルサゴールへと沈み、チェルシーが均衡を破ることに成功した。

 

リードを奪ったチェルシーは、ファーストレグを思い出させるような守備的な戦術へシフトする。バルサは高いポゼッションでボールをアタッキングエリアまで運ぶものの、堅い守りの前にフィニッシュまで持ち込むことができない。結局スコアが動かぬまま、試合はハーフタイムを迎えた。

 

後半、最初にチャンスを掴んだのはチェルシー。52分、アネルカのドリブル突破から、最後はドログバがGKと1対1になるが、シュートはバルデスがセーブ。だがバルサはその後もチェルシー守備陣を崩せず、さらに66分にはアネルカを後ろから倒したとしてアビダルに一発レッド。数的不利での戦いを強いられてしまう。

 

何とかゴールが欲しいバルセロナだが、チェルシーは堅いゲーム運びでチャンスを許さない。82分にはピケがハンドを犯したとして、チェルシーがPKを主張するが、主審の笛は鳴らず。リプレイで見る限りでは明らかに手に当たっていたが、ジャッジは覆らなかった。

 

チェルシーはバルセロナの枠内シュートを0本に抑えたまま、遂に後半ロスタイムを迎える。だが、誰もがチェルシーの勝利を疑わなかった93分、驚きのドラマが待っていた。ダニエル・アウベスが右サイドからクロスを上げると、バルセロナはエトー、メッシとつないで中央のイニエスタがミドルシュート。これがチェルシーゴールに突き刺さり、バルサが1本のシュートでマンチェスター・ユナイテッドが待つファイナルへと駒を進めた。

 

CL決勝は27日、ローマのスタディオ・オリンピコで行われる。

 

チェルシー 1-1 バルセロナ (2戦合計1-1、アウェーゴールの差でバルセロナが決勝進出)

得点者:9分 エッシェン(チ)、93分 イニエスタ(バ)

 

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