移籍コラム:エトーの本意とは?

シティ移籍? バルサ残留? それとも…

2009/07/03 18:05:55

Samuel Eto'o (PA)
フォト・ギャラリー
拡大
Samuel Eto'o (PA)

関連リンク

チーム

選手

バルセロナFWサミュエル・エトーの去就に関して、日々新しい情報が伝えられる。6月の数日間だけでも、二転三転の様相だ。例えば30日のニュースでは、「エトー、報酬アップならシティ行きも」。29日のニュースでは、「シティ、テベス&エトー獲得が今週にも決定か」。また22日には、「エトーの契約延長を信じるラポルタ会長」。もちろん、これ以外にも、連日のようにエトーの移籍に関する話題が欧州各国で紙面を賑わせている。

エトーの新天地候補には、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプール、チェルシー、マンチェスター・シティ、インテル、そしてミランが挙げられている。この中でも、最有力と伝えられているのが、FWロケ・サンタクルスを獲得し、FWカルロス・テベスの獲得も目前と伝えられるマンチェスター・シティだ。資金面で他の追随を許さないシティは、エトーに巨額のオファーを用意し、引き抜きを目指している。

イギリスのメディアは、シティが1300万ポンドという世界トップクラスの年俸を提示していることで、移籍の可能性はあると報じている。またスペインのメディアは、バルセロナはFWダビド・ビジャ獲得資金捻出のためにエトーの放出を望んでいると伝えている。繰り返し報じられるニュースを見る限りでは、エトーの新天地はシティ移籍か、バルセロナ残留かに絞られたように思える。しかし、注目したいのは、イタリアのメディアが報じた来年夏のミラン移籍の可能性だ。

その報道によると、エトーはミランのガッリアーニ副会長と、バルセロナとの契約が満了となる2010年にミランへ加入することで合意しているという。すべてのこういった話を鵜呑みにはしないが、移籍市場の歴史を考えると、真実味がない訳ではないとも感じてしまう。カカーの移籍でも、シティ移籍が消滅した直後に、夏のレアル・マドリー移籍が決定していると伝えられていた。また、クリスティアーノ・ロナウドのケースでも、昨夏の時点で今夏の移籍を報じるメディアもあった。過去のケースとエトーのケースが同じ展開を見せると断言はできないが、エトーが契約を延長しないまま、09-10シーズンをバルセロナで終えれば…。来年の夏に、赤と黒のユニフォームを手にしたエトーの笑顔を見ることになるかもしれない。

文/中嶋信介

 
 
広告
広告
 
 
広告