サモラーノ氏、負債で苦境も「乗り越えられる」

チリの英雄が苦難に
レアル・マドリーやインテル、チリ代表などで活躍したイバン・サモラーノ氏は、引退後の事業により負債を抱えて危機に直面しながらも、困難を乗り越えることへの意気込みを示している。

サモラーノ氏がチリで経営する会社は銀行に対する総額約20億ペソ(約3億6千万円)の負債を返済できず、銀行が法的措置に訴えていることが報じられている。返済が不可能な場合、私財が差し押さえられるとのことだ。

チリ『リベロ』のインタビューに応じたサモラーノ氏は、自身の現状について次のように語った。

「私が望んでいたのはもちろん金持ちになることではない。自分の企業活動を通して、国全体に何かを残したいと夢見ていた。スポーツや各種の社会プロジェクトの発展に貢献したかったんだ」

「金銭的な面では、解決策が見え始めている。後はもう一度前を向く必要があるだけだ。何か教訓を得ることができたとすれば、自分のビジネスをもっと近くから追う必要があること、経営能力を高める必要があることだ」

サモラーノ氏は現役時代にも数多くの苦難を経験してきたとして、今回の事態も乗り越えることに自信を見せている。

「勝利よりも敗戦からこそ、学ぶことが多いものだと思う。ミスを通して向上し、困難を通して強くなれるものだ。サッカーと人生を比較するなら、キャリアを通して苦難を乗り越えるたびに、人間としても成功することができたと思う」

「コロコロを追い出されたときもそうだし、レアル・マドリーでは5番手のFWになると言われた年(1994-95シーズン)に自己最多のゴールを決めることができた。インテルでは背番号9を手放し、1+8番でプレーしなければならなかった。いつも障害を乗り越える力は持っていたということだ」