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ライブ

FIFA 女子ワールドカップ

  • 2011年7月18日
  • • 3:45
  • • コメルツバンク・アレーナ, Frankfurt am Main
  • 主審: B. Steinhaus
  • • 観客: 48817
2
PK
2

日本がPK戦3 - 1で勝利

日本女子、ワールドカップ制覇!

日本女子、ワールドカップ制覇!

Friedemann Vogel

2度追いついてPK戦の末、アメリカを初めて下して世界の頂点に

17日、ドイツ・フランクフルトで女子ワールドカップ(W杯)決勝が行われ、日本が2-2の延長戦の末にPK戦でアメリカを下して、見事初優勝を飾った。

開始早々にシュートを許すなど、日本は苦しい展開を強いられる。アメリカの厳しい寄せにボールを保持できず、主導権を握られ続けた。シンプルにボールを前に動かすアメリカにシュートを打たれ、29分にはワンバックにポストを叩かれ肝を冷やした。

日本はなかなかチャンスをつくれない。31分に鮫島がスルーパスを放ち、ボックス内の安藤に通したが、シュートはGKの手の内に収まった。

後半開始早々には、交代出場したばかりのモーガンにニアサイドに入られ、クロスに合わされる。ここはGK海堀が弾き、ポストにも救われた。GK海堀は64分にも、後ろからのボールをうまく合わせたワンバックのヘディングを好セーブで弾き出している。

しかし、日本の守備がついに破られる。69分、前線で永里が必死に体を張ってボールをキープしたが、集団で囲まれて奪われる。ここから2本目のパスでゴール前に蹴り込まれると、モーガンにゴール左隅に流し込まれてしまう。

それでもアメリカの動きも落ち始め、日本が相手ゴール前にボールを運ぶ場面も増える。そして、チャンスをものにした。

81分、永里の右クロスへ丸山がニアに入ると、相手と交錯してボールがこぼれる。これをアメリカDFがクリアミスすると、詰めていた宮間がアメリカゴールに蹴り込んだ。後半終了まで残り10分を切ってから、同点に追いついた。

もつれ込んだ延長戦で、両チームとも気力を振り絞ってプレーを続ける。互いにチャンスをつくり出すが、ここでゴールはアメリカに生まれた。104分、日本陣深く、左サイドでボールを奪ったアメリカは、モーガンが鋭いマイナスのクロス。日本守備陣の間をきれいに抜けたボールを、ゴール正面のワンバックが頭で決めた。

しかし、日本は諦めなかった。気力は117分に結実。左CKをニアサイドに飛び込んだ澤が右足アウトで流し込む。日本のこの試合2度目の同点ゴールが、土壇場で決まった。

終了直前にはワンバックにスルーパスが通るが、エリア直前で岩清水が反則覚悟で止める。これは一発退場の判定となるが、FKもしのいで、2-2のスコアで120分間を終えた。

PK戦、流れは日本に傾いたままだった。先行のアメリカの1人目のキックを、横っ飛びしたGK海堀が右足でセーブ。すると2人目のキックも枠を越える。日本は2人目の永里が止められたものの、GK海堀がまたもアメリカ3人目のキックを止める。日本は4人目の熊谷がしっかりと決めて、熱戦に終止符。初めてアメリカを下し、見事に世界の頂点に立った。