「パリの惨劇」再び...ユヴェントスが3発叩き込んでバルセロナに先勝/CL準々決勝
チャンピオンズリーグ準々決勝、バルセロナはまたしてもファーストレグで大量失点を喫して敗れ、ホームでの大逆転が必要な状況に追い込まれている。

CL準々決勝1stレグ ユヴェントス 3-0 バルセロナ

■得点者
ユヴェントス:ディバラ(7分、22分) キエッリーニ(55分)

11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグ、ユヴェントス対バルセロナの一戦は、ホームのユヴェントスが3-0で勝利している。

3日前のリーガエスパニョーラ第31節でマラガに敗れ、首位レアル・マドリー(1試合未消化)を暫定ながら追い抜くチャンスをみすみす逃してしまったバルセロナ。直接対決のクラシコを残しているものの、そこで勝利を収めても自力優勝は不可能な状況となり、改めてCLのタイトルが重要な意味を持つこととなった。

ルイス・エンリケ監督は、ブスケッツを出場停止で欠いた影響もあってか、ユヴェントス戦で3-4-3ではなく4-3-3を採用する。アンカーの位置にマスチェラーノ、左SBにはアルバではなく高さ対策も考慮してマテューが起用され、前線にはメッシ、スアレス、ネイマールの“MSN”が陣取る。

2シーズン前のCL決勝と同カードの一戦は、思いがけず早い時間帯に動きを見せる。7分、クアドラードのパスをペナルティエリア内で受けたディバラが、振り向きざまに左足を振り抜く。パリの惨劇が繰り返される、そんな悪い予感をバルセロナに抱かせるには十分の、開始早々のユヴェントスの先制ゴールが決まった。

ユヴェントスの高い位置からのプレッシングに苦しめられるバルセロナだが、それでも20分にメッシの閃きから決定機を演出。中盤で前を向いたアルゼンチン代表FWは針の穴を通すようなスルーパスを通す。しかしGKブッフォンと1対1になったイニエスタがこれを決め切れず、頼れる守護神の好守もあってユヴェントスが1点差を維持する。

完全に流れをつかんだユヴェントスは22分、待望の追加点を奪取する。左サイドに開いたマンジュキッチのパスがセルジ・ロベルトに当たってバイタルエリアに向かって転々と転がると、颯爽と現れたディバラが左足を一閃。ディバラのこの試合2点目、CL今大会7試合4点目でイタリア王者がリードを広げた。

2点差にして守りを固める決意をしたユヴェントスに対して、バルセロナはポゼッションを高めるが、キエッリーニを中心にゴール前を「施錠」する相手チームを崩しきれない。反対に43分、イグアインにあわや3点目というシュートを許し、劣勢のまま後半へと向かった。

L・エンリケ監督は後半開始からマテューに代えてアンドレ・ゴメスを投入する。マスチェラーノを最終ラインに下げ、アンドレをアンカーに配置し、セルジを中盤に上げて3-4-3を敷いた。

バルセロナは47分にメッシ、51分にイニエスタが次々とシュートチャンスを迎える。布陣変更が功を奏したかに見えたが、55分、再びネットを揺らしたのはユヴェントスだった。ピアニッチのCKに、ユムティティに競り勝ったキエッリーニがヘディングで合わせ、GKテア・シュテーゲンを破った。

セカンドレグを見据えると1点でも返しておきたいバルセロナは、67分にメッシのスルーパスにスアレスがディフェンスラインの裏に抜け出す。だがキエッリーニの執拗なマークを受けながら放ったシュートは、GKブッフォンに指先で触れられコースが変わり、枠外へと外れた。

アッレグリ監督がレミナ、リンコン、バルザーリを次々と投入した一方で、L・エンリケ監督は後半に入ってから一度も交代カードを切らない。戦況は変わることなく時計の針だけが進む。

結局最後までバルセロナにゴールは生まれず、ユヴェントスが悠々と3点差をキープしたまま試合を終えた。セカンドレグは19日に行われる。

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