史上最高のGKは誰だ?いまだトップを走るあの守護神や、唯一のバロンドーラーまで10人を選出!

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サッカーでは絶対に外すことのできないポジションである「ゴールキーパー」。どんなに戦術が進化したとしても普遍的な存在であるだろう。これまで数々の名選手たちが体を張ってゴールを守ってきたが、「歴代最高の守護神」は誰なのだろうか。今回『Goal』インターナショナル版では、歴代ベスト10を選出した。

  1. #10 ●10位:イケル・カシージャス

    素晴らしい反射神経を武器に、並外れたパフォーマンスをみせてきたカシージャス。わずか18歳にしてレアル・マドリーのレギュラーを勝ち取り、2000年にはわずか19歳でチャンピオンズリーグを制した。

    カシージャスは、クラブと代表の両方で10年以上に渡り正守護神を務め、2010年にはワールドカップ優勝を経験。さらに、2008年と2012年のEURO連覇にも大きく貢献した。IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が選出する世界最高のゴールキーパーに、2008年から2012年まで5年連続輝いている。

    レアル・マドリーでのキャリアの終焉はほろ苦いものとなったが、それでも歴史から彼の名前が消えることはないだろう。

  2. #9 ●9位:ピーター・シルトン

    プレーキャリアの長さという点では、30年以上のキャリアを誇るピーター・シルトンに肩を並べる者はいない。40歳にして、1990年イタリアW杯では、イングランド代表の正ゴールキーパーを務めた。

    ピーク時のシルトンは並外れたシュート・ストッパーであり、1979年と1980年には、ノッティンガム・フォレストでUEFAチャンピオンズカップ連覇を達成している。1980年代を通してピークと言えるパフォーマンスを維持し続け、その偉大なキャリアは31年で幕を閉じた。

  3. #8 ●8位:エドウィン・ファン・デルサール

    197cmという長身ながら、ファン・デルサールは素晴らしい足元の技術を持った新世代GKの第一人者。このオランダ人守護神は、1995年にCLを制したアヤックスの一員であり、34歳で加入したマンチェスター・ユナイテッドでも、2008年の欧州制覇の立役者となった。2011年には40歳で、プレミアリーグ史上最年長選手となっている。
  4. #7 ●7位:マヌエル・ノイアー

    “スイーパー・キーパー“という役割は、ノイアーが作り出したものではないが、彼はその役割においては史上最高の選手であることは間違いない。

    バイエルン・ミュンヘンとドイツ代表の両方での素晴らしい結果を手にし、もう1人のDFとしてバックラインからのビルドアップのキーマンとなり、ただのシュート・ストッパーというゴールキーパーの概念を変えてみせた。ノイアーは新世代GKの象徴と称賛され、2014年ブラジルW杯で優勝後、その年のバロンドールで3位に輝いている。

  5. #6 ●6位:ゼップ・マイヤー

    マイヤーはバイエルンと西ドイツ代表の両方で、歴史上でも最も成功を収めたと言える絶対的な守護神だった。

    バヴァーリア地方生まれのGKは、代表チームでは1972年のEUROと1974年のW杯優勝を勝ち取り、バイエルンでは1974年から1976年までの3年連続でチャンピオンズカップ優勝を経験した。

    優れた人格の持ち主で、その情熱とユーモアのセンスはチームメートたちからの尊敬を集め、世界中から愛された伝説といってもよい選手だった。

  6. #5 ●5位:ゴードン・バンクス

    サッカーの歴史上、間違いなく最も有名なセーブをしたゴードン・バンクスは、信じられないような技術と身体能力を兼ね備えたGKだった。イングランド代表として1966年W杯を制し、1970年大会でブラジル代表のペレの放ったヘディングシュートをバーの上に弾いたセーブは最も記憶に残るものである。

    1972年に交通事故の影響で右目を失明したことにより、キャリアは突然幕を閉じることになったが、その事故までに1966年から1971年の間、6年連続でFIFAの年間最優秀ゴールキーパーに選ばれた。

  7. #4 ●4位:ディノ・ゾフ

    史上最年長の40歳で、イタリア代表キャプテンとしてW杯制覇を成し遂げた偉大なGK。イタリア史に名を残す伝説的なゾフは、ユヴェントスで6度のセリエAタイトルを獲得した。

    寡黙で謙虚な姿勢を持ち、見本的な存在とも言えるゾフは、プレッシャーのかかる状況でも冷静さを保ち、リーダーとしての能力で彼の右に出るものはいない。

  8. #3 ●3位:ピーター・シュマイケル

    規格外のサイズ、パワー、技術を備えたGKであるピーター・シュマイケル。アタッカー達にとっては悪夢のような存在で、この巨大なデンマーク人からゴールを奪うことは至難の技であった。“スター・ジャンプ"をトレードマークにし、全ての若いゴールキーパー達にインスピレーションを与える存在であった。実際、カシージャスはシュマイケルを手本として挙げている。

    マンチェスター・Uのレジェンドであるシュマイケルは、正確で長い飛距離を飛ばすスローイングとともに、リーダーシップ溢れる選手だった。サッカーファンからは賛否両論あるが、真の勝者であることは間違いない。

    “赤い悪魔”でのキャリアで通算15のタイトルを手にし、1992年のEUROではデンマーク代表として世界を震撼させるパフォーマンスを披露。優勝を達成し、全世界のサッカーファンを驚かせた。

  9. #2 ●2位:レフ・ヤシン

    史上唯一、GKとしてバロンドールを受賞したヤシン。このポジションの真のパイオニアとも言えるこの守護神は、まだGKがゴールライン上での仕事だけが求められていた時代に、ゴールマウスから飛び出してのクロスボール処理や、向かってくる相手フォワードを抑えに行くなど勇敢なプレーを披露し、多くの称賛を集めた。

    IFFHSによる20世紀最高のGKに選ばれたヤシンは、彼の象徴とも言える全身黒ずくめのユニフォームを身にまとい“黒蜘蛛"というニックネームで呼ばれ、またアクロバティックなセーブで観客を喜ばせ、多くのファンから愛された存在であった。

    GKの新たなスタンダードを築いたこの男は、、1994年以降のW杯最優秀GKに与えられる賞の名前にもなっている。

  10. #1 ●1位:ジャンルイジ・ブッフォン

    17歳でミラン相手にセリエAデビューを飾り、以降偉大なキャリアを歩んできた。直近6年間ではユヴェントスの6年連続スクデット獲得に大きく貢献し、先日40歳になったが、未だ世界のトップを走り続けている。

    彼の最高のライバルであり、友人でもあるカシージャスは「弱点を見つけ出すことは不可能だ」と語っている。

    2006年のW杯では、許した失点はオウンゴールとPKのみ。優勝したイタリア代表の中心メンバーとしてチームを牽引した。また、同じ年に「カルチョ・スキャンダル」により降格を余儀なくされたユヴェントスへ残留し、ファンの絶対的な存在にもなっている。

    キャリアでかけている唯一のメジャータイトルは、CL優勝。ライバルクラブのファンでさえも、多くがその偉大なキャリアの最後にビッグイヤーを掲げることを望んでいるだろう。