今回のサッカーファンはNMB48の磯佳奈江さん。幼い頃からボールを追いかけ、今もスタジアムへ足を運び続ける彼女に、サッカーへの愛を聞いた。第一回と第二回に続いて、第三回では磯さん流“サッカーファンの増やし方”について語った様子をお届けする。
インタビュー=松岡宗一郎(Goal編集部)
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■サッカーファンはどう増える?
――以前から「サッカーファンが増えてほしい!」と話してらっしゃいますよね? そこで磯さんと一緒に「どうしたらサッカーファンが増えるか」について考えていきたいと思います。
はい!
――まずは磯さんがサッカーを好きになった経験を振り返っていきましょう。
サッカーが身近にあったというのが一番大きかったと思います。家族がサッカー好きでしたし、選手と触れ合う機会もありました。子どものうちから「サッカーのある環境」があれば、好きになる子も増えると思います。
――選手と交流する機会があったんですね?
お父さんから聞いたんですけど、鹿島のクラブハウスに行ったときに秋田豊選手(現解説者)に抱っこしてもらったことがあるみたいなんです。私はあまり覚えていないんですけど、ほっぺにチューしてもらったらしくて(笑)。なので私のほっぺに初めてチューした人は秋田さんなんです!
――そうなんですね、それ書いて大丈夫ですか?(笑)。ファンの方、ヤキモチ焼かないかな。
大丈夫ですよ(笑)。そういうわけで、小さいうちは触れ合いが大事だと思います。
――なるほど。では小さい頃あまりサッカーに触れる機会がなかった人たちにサッカーを好きになってもらうためにはどんなことが必要だと思いますか? 特に「女性にもっとサッカーを見てほしい」と話されていましたね。
そうですね、環境を作っていくことかな? 例えばですけど、Bリーグはレディースデーをしていますよね。それで女性ファンが増えたって記事を読んだことがあります。それいいなって思いました。映画みたいに1000円で気軽に行けるって。
はじめての人にとって3000円って大きいと思うんです。でも1000円なら「行ってみようかな」ってなるので、そこから増えてくれたらいいなって思いますね。
――女性にとってはホスピタリティも大事ですよね。実際にスタジアムにたくさん足を運ばれていて「これがあったらうれしい!」と感じるものはありますか?
かわいいメイクをしてくれるとか、ほんのちょっとでいいので髪を巻いてくれるとか、そういうイベントがあったら楽しいなって思います。女性はメイクやかわいくなることが好きなので。
あとインスタ映え! “映えスポット”があるといいなぁ。スタジアムに行くと撮る場所に困ることがあるんです。コンクリートやトイレのマークばかりだったり、人が多くて見ず知らずの人の顔が写っちゃったりして。もし“映えスポット”があれば気軽に取れますし、困らなくなりますよね。そうしたら楽しくなるかなって思います。
――先ほど話に出たBリーグは演出も凝っていますよね。Jリーグでも演出を取り入れるクラブが出てきました。
横浜F・マリノスの演出、すごかったですよね!(※編集部注:横浜F・マリノスが実施している暗転演出『トリコロール ギャラクシー』)初めてみたとき、感動しました。コンサートみたいで。初めて行ったときにああいうのがあったらいいですよね。
――気持ち、上がりましたか?
はい!「めっちゃきれい!!」って思って。思わず動画を撮りました。今だとそれをインスタのストーリーに載せられますよね。それで興味を持ってくれる人もいるかも。
――今はサッカーがエンターテイメント業界と争わなければいけない時代になっていますよね。それこそNMBさんのライブと日程が重なることもある。そんな中でどうしたらサッカーを選んでもらえると思いますか?
一番嬉しいのはNMBを起用してもらうことですね(笑)。私の夢なんです。ピッチでライブをするのが。
――8月10日のガンバ大阪対FC東京ではDA PUMPさんがハーフタイムショーを行いましたね。
結構やってるところありますよね。アイドルを起用しているところも。SKE48が名古屋グランパスの公式応援マネージャーになりましたし。話を聞いたときはちょっと……。
――嫉妬……ですか?
もう嫉妬しましたよ! いいなと思って。SKEが来場した鹿島戦ではスタジアムが満員になったんですよね。満員になるってすごいことだし、サッカーにとってもいいことだと思うんです。
――ライブや握手会のようにファンと接する機会が多いと思うんですが、そういう場の大切さを感じることはありますか?
大事ですよね。距離が縮まりますし、親近感が湧きます。今でもサッカー教室やイベントがあると思うんですけど、それをピッチでやるとか、スタジアムの案内を選手がするとかしたら楽しいなって思います。ロッカールームで「いつもこんな感じで過ごしてます〜」って裏話が聞けたり。話しながら「めちゃめちゃ行きたい!」って思ってきました(笑)
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