Bonucci Milan Europa League

ELで大勝、調子上向くミランと対照的にボヌッチの苦悩続く…拍手求めるも抗議の口笛

今夏、ユヴェントスから加入したDFレオナルド・ボヌッチの苦悩が続いている。

ミランは23日、ヨーロッパリーグ第5節でウィーンと対戦。22歳のFWアンドレ・シウバと19歳のFWパトリック・クトローネがドッピエッタ(1試合2得点)を挙げる活躍を見せ、5-1でウィーンに快勝。ミランは決勝トーナメント進出を決めた。この試合で躍動した若手とは対照的に、ベテランボヌッチの苦悩は続いている。

ボヌッチは今夏、イタリア王者ユヴェントスから4000万ユーロ(約52億円)もの移籍金でミランに電撃加入したものの、新天地に適応できずに精彩を欠いたままだ。ウィーン戦では21分、滑り込みながら相手FWのシュートをブロックに行ったものの、ボールはボヌッチの足の下をすり抜けゴールに吸い込まれた。サン・シーロに詰めかけた大勢のサポーターの目の前で、ウィーンに先制点を献上する失態を犯した。

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このプレーの心理的影響なのかボヌッチのパフォーマンスは試合を通じて上向かず、80分、指揮官ヴィンチェンツォ・モンテッラはDFグスタボ・ゴメスと交代させる決断をしている。この時点でミランは4-1と大きくリードしており、ボヌッチは観客に拍手を求めたものの、一部のサポーターから抗議の口笛が浴びせられた。

ボヌッチは今シーズン、ミランのキャプテンマークを託され責任ある任務を負って新たなスタートを切ったものの、ユヴェントス在籍時のようなトップコンディションには程遠いようだ。

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