年に1度の表彰式を欠席したユヴェントス所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとバルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシへの批判が巻き起こっている。
24日にFIFAの年間表彰式「ザ・ベスト・フットボールアウォーズ2018」がロンドンで開催。数々のレジェンドや選手たちが出席する中、世界最高の選手と名高いC・ロナウドとメッシの2大スターは会場に姿を現さなかった。
2016年から同表彰式で発表されるFIFA年間最優秀選手賞を2年連続で受賞するC・ロナウドは、今年も最終候補の3選手に選出。一方のメッシは、最終候補には残っていなかったものの、このような場には出席すべきでないかとの声が上がっている。
両選手の欠席を受け、ファビオ・カペッロ氏はセレモニーを前に『TVE』で「ロナウドとメッシが欠席だって？ 表彰される選手、FIFA、そして世界のフットボールへの敬意を欠いている。彼らは多くを勝ち取ってきたから逃すことを嫌っているのは理解できる。しかし、人生では勝ち取った時も、逃したときも良い人間でいなければならない」と言及した。
また、元ウルグアイ代表のディエゴ・フォルランも苦言を呈している。
「残念だ。昨年は受賞を逃したけれど、メッシは出席していた。UEFAの表彰式の時のようにロナウドにも同様のことが起きれば残念だ。これは全選手にとってのイベントで、この場にいることが重要だ。誰が受賞しようと関係ない。選手は態度やリスペクトを示さなければならない。なぜなら彼らは世界中の模範になるべき存在だからだ」
さらに、クロアチアのレジェンド、ダボル・スーケル氏も両選手の欠席を批判した。
「賞を手にした時はもちろんジェントルマンであるべきだ。逃したときも同様にすべきだ」
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