ミランFWパトリック・クトローネは、ライバルとの大一番での決勝ゴールに「夢のようだ」と喜びを爆発させている。
ミランは27日、コッパ・イタリア準々決勝でインテルと対戦。伝統の「ミラノ・ダービー」は、90分では決着がつかず延長戦へ突入する。すると、後半から出場したクトローネが104分に決勝点を奪い、ミランがライバルを下した準決勝進出を決めた。
劇的な決勝ゴールを挙げたクトローネは、今季トップチームデビューを果たしたばかりの19歳。しかし、ヴィンチェンツォ・モンテッラ前監督に見出されると、今季これで23試合出場9得点。プロデビュー1年目ながら、今回の決勝点など重要な試合で得点し、存在感を放っている。
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試合後、19歳の若武者は「夢のようだ」と興奮を抑えきれない様子で喜びを語った。
「夢のようだ。昨日まで青春真っ只中だった僕が、今日はサン・シーロでミラノ・ダービーを戦って、決勝点も挙げたんだからね……まだ信じられないよ!」
「これは普通の試合ではないし、ダービーでの勝利は必要なものだった。今は思いっきり楽しんで、明日から(次節の)フィオレンティーナ戦への準備を始めるよ」
そして、ミランへの忠誠を誓っている。
「ミランが大好きだ。ここに長く残りたい。僕は狂ったようにゴールを求めてピッチに立ち、勝利を渇望し続けたんだ」