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顔面骨折で体重激減…G大阪・東口順昭、苦悩を明かすもプレーに「恐怖は感じない」

ガンバ大阪の守護神が、顔面骨折からわずか3週間で戦列に戻ってきた。

12日に行われた明治安田生命J1リーグ第14節の横浜F・マリノス戦でGK東口順昭が先発フル出場を果たした。4月21日の大阪ダービーで味方と交錯し、右頬骨骨折、右眼窩底骨折の診断を受けたが、当初の予想よりも早い3週間での復帰となった。

「怖さは特になかったです。監督が練習から見てくれていてこその起用やったと思うので、際どいプレーにしっかり出ていくことで、自信を取り戻せるんじゃないかなと思って積極的に前へ出るようにしました」

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持ち前の体を張ったプレーを披露し、骨折の影響を感じさせなかった。それでも、フェイスガードを着用したなかでのプレーは「付けておないのに比べたら制限される部分はある」としながらも、「練習から付けて慣れていたので、しっかり対応できたと思います」と横浜FM戦を照準に合わせたトレーニングを積んできていたことを明かした。

ケガをしてから復帰するまでの過程で「チームの近くにいられないのが辛かった。あと、体重が2~3キロ落ちてしまったので、それを戻すのにも時間は必要だった」と苦悩があったことを明かした東口。それでも「体を動かし始めたら気も紛れて前向きになってきたので、(復帰は)早かった」と驚異の回復を見せた。

あれだけの交錯をして骨折したとなると、普通は飛び出す恐怖心はつきものとも言える。しかしながら東口は「(恐怖は)特に感じなかったです。やっていかないと克服できないので。もちろん判断をしっかりして出るところは出ていきたい」と一切物怖じせず。

「昨年も同じようなケガをして、このぐらいで戻れた。でも眼窩底をやったので見え方に時間がかかる場合もあるので、ちょっと怖かったですけど、見え方もそんなに変わっていないので、当初の予定通りだと思います」

そのうえで「出るからにはしっかり責任感持って」という思いで臨んだ復帰戦はドローで終わった。しかし、頼れる守護神の帰還は、W杯中断前に2試合を控えるG大阪にとっては嬉しいニュースだ。

レヴィー・クルピ監督も大ケガを物ともせず、スピード復帰を果たした守護神に称賛の言葉を惜しまなかった。

「ヒガシが今日復帰したことは本当に嬉しく思う。あれだけの大ケガをして、それでも彼はあれだけの自信を持って、恐れることなく、非常にいいパフォーマンスを見せてくれた。あの大ケガのあとに復帰するというのは本当に難しいことだと思う」

東口の復帰で、G大阪が中断前の残り2試合で勢いに乗れるのか。16日にJリーグYBCルヴァンカップのグループステージ最終節で名古屋グランパスと、19日にJ1第15節で浦和レッズとそれぞれホームで対戦する。

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