バレンシアは19日のリーガエスパニョーラ第5節、本拠地メスタージャでマラガに5-0と勝利した。マルセリーノ・ガルシア・トラル監督は地に足を着けている。
バレンシアはマラガ戦でFWシモーネ・ザザが爆発。イタリア人ストライカーのハットトリックに、FWサンティ・ミナ、ロドリゴの得点を加えて大量得点で快勝した。
バレンシアはこれで開幕から5戦無敗だ。だがマルセリーノ監督は、試合後の会見で以下のように話している。
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「フットボールはバランスが肝要だ。対戦相手のチャンスをできる限り抑え、我々のチャンスを増やす。決定機を多く作れれば、いずれかを決められる。(マラガ戦では)仕上げの部分で、我々の精度は高かった」
「我々には、多くの仕事が残されているよ。5試合無敗というのは、確かにメリットかもしれない。だが、これまで同様謙虚な姿勢で続けるべきだ。上位に食い込むためには、成長し続けなければいけない」
前節レバンテ戦でザザを先発から外したマルセリーノ監督に対しては、その後同選手の恋人がSNS上で指揮官批判と取れるコメントを投稿して物議を醸した。しかしマルセリーノ監督はザザとの争いについて次のように話している。
「私はザザと良好な関係を築いている。バレンシアで指導を始めた初日から、ずっとね。ザザも同じように考えてくれていることを願っている。そう信じているね。私はスポーツ的観点から、決断を下さなければいけないんだ」