2017-10-31-kazuki-nagasawa(C)Getty Images

長澤和輝、興梠慎三がサプライズ選出!浦和のACL決勝進出貢献から日本代表へ

AFCアジア・チャンピオンズリーグで結果を残した2人が、日本代表にサプライズ選出だ。

日本サッカー協会(JFA)は31日、国際親善試合のブラジル戦、ベルギー戦に臨む日本代表メンバーを発表した。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は中盤に浦和レッズの長澤和輝、そして前線に同じく浦和の興梠慎三を選出した。

二人はアジアの舞台で結果を残した。10月18日に行われたACL準決勝セカンドレグ、上海上港戦に先発出場した2人は1−0の完封勝利に大きく貢献。浦和は2戦合計2−1で決勝に進出した。

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特に長澤はACLでの活躍が日本代表に直結したと言って差し支えないだろう。Jリーグで20ゴールを上げて目下得点王の興梠はまだしも、長澤は今季のJリーグでわずか2試合しか先発出場していない。実際、ハリルホジッチ監督は「ここ数試合で注目した。その前は気に留めていなかった」と明かす。

まさに「今、最高のパフォーマンスを発揮している選手を選ぶ」というハリル監督の哲学があらわれた選出となった。

長澤に対しては「守備も攻撃も運動量豊富な選手。守備の役割をこなしつつ、攻撃面でも何かを与えられる数少ない選手。合宿で何ができるか見ていきたい」と期待を寄せる。一方の興梠には「調子を上げてきて本当に嬉しい」と、喜びを隠さない。

アジアの舞台で結果を残した二人は日本代表として、ブラジルやベルギーといった世界屈指の強豪国との試合でチャンスをつかめるのか? ハリル監督にアピールすることができるのか? ブラジル戦は11月10日にフランスのリールで、ベルギー戦は11月14日にベルギーのブルージュで行われる。

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