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目標はメダル獲得!東京オリンピック世代を率いる森保一監督「全身全霊で頑張りたい」

日本サッカー協会(JFA)は30日、2020東京オリンピックに出場するサッカー男子日本代表・森保一氏の監督就任記者会見を行った。

田嶋幸三会長、西野朗技術委員長とともに会見に出席した森保監督は「自国開催である東京オリンピックで監督を務めるということは、結果を求められる重責だと思いますが、喜んでいただけるように、全身全霊で頑張りたい」と意気込みを語った。

目標としては「メダル獲得」を掲げつつ、「選手たちをさらに引き上げたい。ロシア大会(2018年のロシアワールドカップ)もそうですが、2022年のカタールW杯にいってもらえるように。そういう育成をしたい」と五輪代表の活動を通じて、日本代表やクラブに還元していきたいという意向を明かした。

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また、アトランタ五輪で代表チームを率いた西野技術委員長は、「(私は)色々な要求をしないと世界で戦えないと思った。当時は『この人はおかしな監督』と思われたかもしれないですが、奇人、変人と言われることが成功の元」と各所に様々なリクエストを出し、手をつくした結果がブラジルを撃破する“マイアミの奇跡”につながったと回想。「(森保監督は)クラブから代表に代わったら、自分でセレクトできて自分のスタイルを出しやすい。(代表候補の選手たちを)よく知っている監督なので、自身の要求をストレートに出してほしい」とアドバイスを送った。

森保監督は長崎県出身の49歳。現役時代にサンフレッチェ広島、ベガルタ仙台などで活躍し、日本代表としても、1994年アメリカ・ワールドカップアジア最終予選の「ドーハの悲劇」を経験している。現役引退後は、2012年に就任した広島で、2季連続でJ1リーグ優勝を達成。2015年にも3度目となるリーグ制覇を果たしていた。

森保ジャパン初陣は、12月にタイで行われる国際大会となり、その後、2018年1月に開催されるU-23アジア選手権にも参加する。

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