2017-10-18-urawa

浦和レッズ、アジア制覇へ王手!“爆買い”上海上港を破って10年ぶり決勝進出/ACL準決勝

■ACL準決勝第2戦 浦和 1-0 上海上港

浦和:R・シルバ(11分)
上海上港:なし

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AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦が10月18日に行われ、埼玉スタジアム2002では浦和レッズと上海上港が対戦。試合は1-0で浦和が勝利。10年ぶりとなるACL決勝進出を達成した。

9月27日に行われた第1戦は1-1で引き分け。浦和は埼玉スタジアム2002で行われる第2戦に勝利、あるいはスコアレスドローで2007年大会以来10年ぶりの決勝進出となる。1-1の場合は延長戦。2点以上の引き分け、あるいは敗北を喫した場合、敗退となる。

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浦和は第1戦と同じスターティングメンバー。フォーメーションは「4-1-4-1」となっている。上海上港はオスカル、エウケソン、フッキという3人のブラジル国籍選手がそろって先発。勝ち抜けには得点が必要なため、序盤から積極的に攻撃を仕掛ける。

上海上港は7分、左サイド遠目でFKを獲得すると、フッキがクロス。FWウーレイが頭で合わせるも、GK西川周作がセーブ。これが両チーム通じて初のシュートとなる。浦和のチャンスは11分。左CKを獲得すると、MF柏木陽介がクロス。これにMFラファエル・シルバが頭で合わせ、ゴールネットを揺らす。

浦和は17分、右サイドを駆け上がったDF遠藤航がクロス。ファーサイドのMF武藤勇樹がフリーでヘディングシュートを放つも、シュートは枠を捉えられない。上海上港は24分、敵陣正面でFKを獲得すると、フッキが左足を振り抜く。しかし、これは西川がセーブする。

上海上港は37分、敵陣の中央右寄りでFKを獲得すると、フッキは意表を突くスルーパス。オスカルがシュートを放つも、FW興梠慎三のブロックに防がれる。興梠は足を痛めて倒れるも、すぐさまプレーに復帰。41分、MFオディル・アフメドフのシュートも西川にキャッチされる。

44分、ハーフウェーライン付近でフッキに強く当たったDF槙野智章へイエローカードが出される。前半アディショナルタイム、上海上港は連続でCKを獲得。しかし、浦和の守備陣は得点を許さず。前半は1-0と浦和のリードで終了した。

上海上港は開始早々、浦和陣内に攻め込み、ペナルティエリア手前でFKを獲得する。しかし、オスカルのキックは壁にはじかれる。50分には右サイド深い位置でFKを獲得。しかし、フッキのクロスに合わすことができない。53分には連続でCKを獲得するも、浦和守備陣にクリアされる。

浦和は56分、R・シルバのカウンター攻撃からCKを獲得。柏木のキックに槙野が頭で合わせるも、クロスバーにはじかれる。浦和の選手に疲れが出始めた時間帯、上海上港のアンドレ・ビラス・ボアス監督はベンチでFWルー・ウェンジュンに細かくレクチャーを行う。そして64分、MFツァイ・フイカンと交代させる。

68分、相手のプレッシャーが少ないと感じると、DF阿部勇樹がドリブルで持ち上がってクロス。興梠が頭で合わせるも、GKイエン・ジュンリンのセーブに遭う。その直後、浦和はR・シルバを下げ、FWズラタンをピッチに送り出す。

上海上港は78分、フッキがミドルシュート。GK西川がかろうじて防ぎ、浦和は難を逃れる。浦和は82分、ここまでゲームを組み立てていた柏木と交代で、MF梅崎司をピッチに送り出す。上海上港が攻め、浦和が守り、カウンター攻撃を仕掛けるという展開のまま、後半アディショナルタイムを迎える。

追加時間は4分。上海上港が押し込むも、浦和は体を張った守備で、ボールを次々と跳ね返す。試合は1-0で終了。2試合合計スコア2-1で、浦和がACL決勝進出を決めた。上海上港は指揮官のアンドレ・ビラス・ボアスのほか、ゼニト(ロシア)からフッキ、チェルシー(イングランド)からオスカルといったブラジル代表選手を“爆買い”し、チーム力を高めていたが、準決勝で敗退となった。

浦和の決勝の相手は、準決勝でペルセポリス(イラン)を下したアル・ヒラル(サウジアラビア)。決勝はホーム&アウェイで11月18日と25日に開催される。

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