2017-11-25-urawa(C) Getty Images

【動画】浦和レッズが10年ぶりのアジア制覇!大観衆のホームでR・シルバが2戦連続ゴール/ACL決勝・第2戦

■ACL決勝 浦和 1-0 (2戦合計2-1)アル・ヒラル

浦和:R・シルバ(88分)
アル・ヒラル:なし

AFCチャンピオンズリーグ決勝・第2戦が25日に埼玉スタジアムで行われ、浦和レッズとアル・ヒラル(サウジアラビア)が対戦した。試合は1-0で浦和が勝利し、10年ぶり2度目のアジア制覇を達成した。

2007年以来、10年ぶりのアジア制覇を目指す浦和。決勝トーナメントでは済州ユナイテッド(韓国)、川崎フロンターレ、上海上港(中国)と、東アジアの強豪クラブを次々と破って決勝まで駒を進めた。18日に行われた第1戦では、ラファエル・シルバのゴールで浦和が先制したものの、オマル・ハルビンに同点ゴールを決められた。その後もアル・ヒラルの猛攻を受け続けたが、なんとかしのぎきってドローで第1戦を終えた。この結果、浦和は勝つか、0-0の引き分けで優勝となる。

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浦和は第1戦と同じスタメンを起用。GK西川周作、DF遠藤航、阿部勇樹、槙野智章、宇賀神友弥、MF青木拓矢、武藤雄樹、柏木陽介、長澤和輝、ラファエル・シルバ、FW興梠慎三の11名となった。

試合は立ち上がりから浦和が積極的に出る。1分、相手のミスを突いた長澤が高い位置でボールを奪い、左足シュートで相手ゴールを脅かす。さらに8分にも長澤が決定機を迎えたが、GKアブドゥラー・アルムアイフの正面に飛んでしまった。

一方でアル・ヒラルも徐々にボールの支配率を上げていく。27分にはペナルティエリア手前でボールを持ったサレム・アルドサリが、ダブルタッチでDFをかわして強烈なシュートを放ったが、ここはわずかに枠の上へ外れた。その後も両チームともにゴールに迫ったが、得点は生まれることなくハーフタイムを迎えた。

後半立ち上がりの51分、アル・ヒラルはペナルティエリア手前で直接FKを獲得。絶好のチャンスをハルビンが直接狙ったが、ここは枠の左へ外れた。しかし、アル・ヒラルは62分に負傷の影響なのか、エースのハルビンをベンチに下げてモフタル・ファラタを投入した。

すると浦和が決定機を迎える。73分に左サイドでFKを獲得すると、キッカーの柏木がクロスを上げる。これを興梠が頭で合わせたが、ここはGKアルムアイフがセーブ。こぼれ球を槙野が押し込みにかかったが、これもGKの正面に飛んでしまった。

さらに79分にはアル・ヒラルが痛恨のプレー。ドリブル突破したアルドサリが、遠藤と交錯した際に足を踏みつけてファウル。2枚目のイエローカードを受けて退場となり、残り時間を10人で戦うことになった。

試合が動いたのは88分。浦和の武藤が相手DFの前で待っていたR・シルバにパスを送る。R・シルバが身体を入れ替えて抜け出すと、思い切りよく右足を振り抜き、ついにアル・ヒラルのゴールをこじ開けた。試合はこのまま1-0で終了。浦和がアジア王者に輝いた。

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