2018-01-26 Usami DusseldorfGetty Images

居場所を見つけた宇佐美貴史、1部での戦いへの意気込む「自分の力を見せつけたい」

日本代表FWの宇佐美貴史は今シーズンもレンタルで、保有権を持つアウクスブルクからフォルトゥナ・デュッセルドルフへ送り出されることになった。ドイツ誌『キッカー』のインタビューで、これまでのキャリアを振り返っている。

日本が誇る逸材として若手時代から高く評価されていた宇佐美は、2011年夏にガンバ大阪からレンタルでバイエルン・ミュンヘン入り。だが出場機会に恵まれず、翌シーズンはホッフェンハイムで過ごすと、2013年夏にはガンバに復帰することに。そして、その3年後には完全移籍でアウクスブルクに渡ったウィングだが、昨シーズン2部に所属していたフォルトゥナでようやく居場所を見つけることができた。

思い描くような道を歩めなかった26歳の同選手だが、自身のこれまでのキャリアを次のように振り返っている。

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「バイエルンに加わったのは19歳のころで、少しばかり早過ぎたかもしれません。まだ海外に行く準備ができていなかったと思います。でも、その時期を無駄な時間とは思っていません。バイエルンでもユップ・ハインケスの下でたくさん学べましたし、特にデュッセルドルフでもサポートしてくれたペーター・ヘアマン(アシスタント)から得ることが多かったです」

ホッフェンハイムやアウクスブルクでもドイツでのブレイクを果たすことができなかったことについては「それぞれの監督から信頼を常に感じることはできませんでした」と言及。しかし、フォルトゥナでは「最初から信頼を寄せてもらったことは、僕にとっての大きな助けになりました。確かにブンデスリーガではまだ実力を示せていません。これが新シーズンの僕の挑戦となります。自分の力を見せつけたいです」と意気込みを語った。

昨シーズン、前半戦こそは調子が安定しなかった宇佐美だが、後半戦に入ると6ゴール3アシストと本領を発揮し、クラブの1部昇格に大きく貢献。それについて「フリードヘルム・フンケル(監督)はまず最初に、活躍する時が訪れること、それまで辛抱強く取り組んでいくようにと話してくれました。常にフルでサポートしてもらっていることを感じましたし、ウィンターブレイクが終わってからはその信頼に応える時期がやって来たということです」と監督の存在が大きかったと説明している。

またインタビューでは今年1月にヘルタ・ベルリンから半年の期限付きで加わった原口元気(現ハノーファー)との関係にも言及。「刺激になりましたね」と話す宇佐美だが、「彼とはすごくいい友達になりました。デュッセルドルフに復帰することが決まった際、彼は真っ先に祝福してくれた数人の1人でした」と同胞と強い友情を築いたことを口にした。

なお、フォルトゥナは25日に行われるブンデスリーガ開幕節でよりによってアウクスブルクと対戦。レンタル契約には所属元クラブとの試合への出場を制限する条項が盛り込まれていないと語る宇佐美は、「きっとものすごく特別な試合になるでしょう。ただ、最終的には34試合の中での一戦に過ぎませんし、最後はフォルトゥナが1部に残ることだけが大事です」と強調した。

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