ブンデスリーガ2部に降格したケルンだが、アウクスブルクに所属する日本代表FW宇佐美貴史の獲得を考えていないようだ。ドイツ紙『アウクスブルガー・アルゲマイネ』が伝えている。
アウクスブルクのシュテファン・ロイターSD(スポーツディレクター)は先日、ケルンのチームが滞在するオーストリアのキャンプ地を訪問。ケルンのアルミン・フェーSDと1時間半に渡った会談を持ったことが明らかになった。
それを受けたケルンの『エクスプレス』は、ケルンは左ウィングの補強を目指しているため、宇佐美の獲得に乗り出した可能性を指摘。移籍先は昨季レンタルで過ごしたフォルトゥナ・デュッセルドルフではなく、同じラインラント地方のライバルクラブが“横取り”を画策しているかもしれないと伝えていた。
しかし、その報道は単なる憶測に過ぎない模様。アウクスブルク広報部のドミニク・シュミッツ氏は話し合いの目的について「プライベイトのミーティングだった」と選手の移籍にかかわる会談ではなかったことを強調している。
現時点、宇佐美に対して移籍金300万ユーロ(約4億円)を求めるアウクスブルクはフォルトゥナとの交渉を一旦中断。ロイターSDは以前、「フォルトゥナ・デュッセルドルフとの話し合いで解決策を見つけることができなかった」とのコメントを残していたが、これから交渉はまた再開されるのだろうか。
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