2017-09-09 Bibiana SteinhausGetty Images

女性審判員シュタインハウスが史上初ブンデス1部の主審を担当…原口所属のヘルタ戦で実現

現地時間10日、ブンデスリーガ第3節でヘルタ・ベルリンはホームでブレーメンと戦う。日本代表FW原口元気にとっては、ロシア・ワールドカップ行きを決めてから所属クラブで初の試合となるが、この一戦はサッカー界でもとりわけ注目度の高い一戦になっているようだ。

この試合では、ドイツサッカー協会が2019年まで1部リーグの審判員として任命していた女性審判員、ビビアーナ・シュタインハウスが主審を務めることが内定。ドイツ国内だけにとどまらず、トップリーグの試合を女性審判員が裁く珍しいケースとして脚光を浴びている。

1979年生まれ、現在38歳のシュタインハウスは2005年に国際審判員の資格を取得し、2007年からはドイツの公式戦で審判員を担当。2011年の女子ワールドカップ決勝、2012年のロンドン・オリンピック決勝など、女子サッカーではビッグマッチを担当するなど、そのジャッジには定評があった。

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これまでシュタインハウス審判員は男子の試合でドイツカップや下部リーグの試合を担当したこともあるが、ブンデスリーガ1部の主審を女性が務めるケースとして史上初となる。

ヘルタ・ベルリンvsブレーメンの一戦で、代表帰りの原口元気はスタメンで起用されるのか注目が集まるところだが、女性審判員シュタインハウスが歴史に名を刻む瞬間も大きな見どころとなりそうだ。

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