変化しつつあるスペイン代表…バルセロナからレアル・マドリー中心のメンバー構成に

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スペイン代表が変化しつつある。これまでバルセロナの選手たちが中心だった同チームだが、現在はレアル・マドリーの選手たちの方が重用されている状況となっているのだ。

EURO2008、2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)、EURO2012で優勝を果たしたスペイン代表は、同じ時期に黄金期を過ごしていたバルセロナの選手たちを基盤にしていた。2ビセンテ・デル・ボスケ前監督のスペイン代表では、バルセロナ所属選手が8人招集されるなど、バルセロナのプレースタイルを踏襲しながらタイトル獲得を成し遂げている。

しかしながらフレン・ロペテギ監督が率いる現チームで、状況は変わった。

ロペテギ監督は今回のドイツ、アルゼンチンとの親善試合に臨む招集メンバーで、バルセロナからはDFジョルディ・アルバ、MFジェラール・ピケ、MFアンドレス・イニエスタと3選手しか呼ばず。一方でレアル・マドリーからはDFダニ・カルバハル、DFセルヒオ・ラモス、DFナチョ、MFイスコ、MFマルコ・アセンシオ、MFルーカス・バスケスと6選手が招集された。加えてFWロドリゴ・モレノ(バレンシア)、MFダニ・パレホ(バレンシア)、DFマルコス・アロンソ(チェルシー)は、レアル・マドリーの下部組織出身選手である。

なぜ、レアル・マドリーの選手たちが多く招集されるようになったのか。スペインのスポーツ新聞『アス』は、ロペテギ監督率いるスペイン代表のコーチングスタッフの意見を紹介している。曰く、レアル・マドリーと他クラブの選手たちは技術的に遜色はないものの、レアル・マドリーはチャンピオンズリーグ連覇を果たすなど最近に顕著な成果を残しており、大舞台に慣れているほか、確固とした意思の強さ、競争心が植えつけられているためであるという。

その一方で、バルセロナの選手比率が下がった理由には、同クラブが下部組織の選手たちを積極的に登用しなくなったことが挙げられるだろう。バルセロナのトップチームで居場所を確保した下部組織出身選手は、現在26歳のMFセルジ・ロベルトが最後となっている。またクラブの方針も変化しており、MFウスマン・デンベレやMFフィリペ・コウチーニョなど、トップチームの新たな中心選手をスペイン国外から積極的に獲得している。

なおバルセロナ、スペイン代表の黄金期の中心選手であったMFシャビ・エルナンデスは先に、「バルサは下部組織に力を入れなければならない」と発言し、バルセロナの下部組織から有望な選手が輩出されていない現状を嘆いていた。

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