「可能ならば死ぬまでプレーしたいが…」マンジュキッチがクロアチア代表を引退

クロアチア代表FWはサポーターに向けても感謝のメッセージを送った。

ユヴェントスのFWマリオ・マンジュキッチがクロアチア代表からの引退を発表した。

今夏に行われたワールドカップで、6試合に出場し、3ゴールをマークするなどクロアチア代表の史上初となる決勝進出に主力として貢献したマンジュキッチ。しかし、32歳の同選手は14日、自身のソーシャルメディアを通じて代表から退くことを発表した。

「ワールドカップの準優勝は僕に新たなエネルギーを与えてくれたが、それと同時にこの信じられないほど難しい決断を下すことを簡単にしてくれた。僕たちの夢は叶い、歴史的な成功を手にできた。それにファンからの信じられないようなサポートも経験した。あの1カ月は僕のキャリアにとって最も大切な記憶になるだろう」

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「これは最も素晴らしい代表での時間だった。何年も痛みや努力、失望、困難な状況の中を歩んできた僕にとってこれ以上ないくらいに幸せで、満足し、この準優勝をとてつもなく誇りに感じている」

「もちろん引退するのに理想的な時間などない。これ以上名誉なことはないから、可能ならば死ぬまでクロアチア代表として戦いたいとみんなが思っているだろうが、今、この瞬間が訪れたのだろうと感じている。僕はクロアチアのために全てを尽くし、クロアチアフットボール界の最大の成功に貢献できた」

そして、クロアチアのサポーターに向けてもメッセージを残した。

「完璧な人などいない。僕はチャンスを逃し、ボールを失い、パスミスを犯してきた。しかし、常に僕はベストを尽くし、全力でプレーした。このことを理解して、常に僕とクロアチアを支えてくれてありがとう。今日から君たちクロアチアファンの隣が僕の居場所だ」

2007年にクロアチア代表デビューを飾ったマンジュキッチは、88試合に出場して33ゴールをマークしていた。