25日に行われた明治安田生命J1リーグ第24節で、柏レイソルはV・ファーレン長崎に5-1で大勝を収めた。この試合で新戦力のケニア出身ストライカーFWオルンガが、本拠地デビューながら、いきなりJリーグ初ゴールをマークした。
ケニア出身として初めてのJリーグプレーヤーとなったオルンガは、前節のジュビロ磐田戦で途中出場し、Jリーグデビューを飾ったがチームも無得点に終わり0-2で敗戦。今節もベンチスタートとなったが、69分から出場し、後半アディショナルタイムにダメ押しとなる5点目をマーク。鮮烈な本拠地デビューを飾った。
「まず、神様に感謝しています。こういった形で勝利で終えられたのは本当にチームメイトのおかげだと思っています。とは言いながらも、初のケニア人プレーヤーとしてJリーグで点を決められたというのは、自分としても非常に嬉しく思っています」
初ゴールも浮かれることなく、謙虚に喜びをあらわしたオルンガ。「少しでも早くこの環境に馴染めるようにと思って日々努力しています。チームメイトが非常にフレンドリーに接してくれているので、適応順応するということに関しては特に難しいとはまったく思っていないです。自分をアジャストするのに非常に良い環境にある」と、加入わずかながら早速チームに溶け込んでいることをアピールした。
そして生まれたJリーグ初ゴール。「自分一人でなし得たことではない。出場の機会を与えてくれたことに感謝しています」と述べ、「アシストしてくれたチームメイトにも本当に感謝しています。また次のゲームがありますのでそこに向けてしっかりとハードワークをしていきたい」と浮かれることなく先を見据えた。
「我々の戦いというのはこれからも続いていく。しっかりと良い結果を目指して日々献身的にトレーニングに励みたいと思っています」
謙虚さと献身的な振る舞いで早速チームに溶け込んだオルンガ。大型ストライカーの今後の活躍から目が離せない。
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